
Amazonの合わせ買いで安かったから買った。特に反省はしていない。
HGUCのジムはガンプラのHGシリーズの中でもかなり安く、定価でも756円、量販店なら500円台、Amazonなら500円弱で手に入れることが出来ます。価格だけ見ると食玩レベルですが、中身はしっかりガンプラしており、パチ組みでもなかなかの見栄えになります。
HGUC ジムを作る
合わせ目消しと墨入れを行った後、マットのトップコートを吹くといういつもの手順で制作しました。

部品は最初から色分けされており、ただ組み立てるだけでそれなりに仕上がります。
白パーツがやや緑っぽいですがしますが、アニメではそんな色だったと言われればそんな色だったような。でも、パッケージの絵と比べると明らかに緑。そういえば、昔のガンプラってこんな色のプラスチックだった気がする。
仮組み

まずは、合わせ目消しする部分を確認しつつ、さくっと仮組み。ジムでは、
- 頭部
- 胴体上部
- 脚部
- 腕部
に合わせ目が生じます。

合わせ目消しの際にバラす必要のあるパーツは、仮組みの段階でダボを短く切るなどしてはずしやすくしておきます。ダボは完全に切り取らず、引っかかる程度に残しておくと貼り合わせ時のパーツの位置合わせがしやすいです。
合わせ目消し

合わせ目が生じるパーツを確認したら、そのパーツをばらします。合わせ目の生じる部分にプラスチック用接着剤を多めに塗布し(時間をおいて2、3回塗り重ねると良いです)、貼り合わせて強く押さえます。十分に接着剤を塗布していれば、接着剤がむにゅっとはみ出した状態になると思います。

はみ出したままの状態で2日から3日くらい、できれば1週間くらい放置して乾燥させます。

十分乾燥したらデザインナイフや紙ヤスリではみ出した部分を削ります。うまく処理できていれば合わせ目が消えます。ヤスリ掛けは400番、600番、800番、1000番の順でするとよいです。


合わせ目消しに使用する接着剤についてですが、「タミヤセメント」や「Mr.セメント」などのよくあるスチロール樹脂系のプラスチック用接着剤で問題ありません。
ただ、スチロール系は合わせ目部分が白くなりやすいようです。ジムのような白っぽいものならあまり目立ちませんが、シャア専用機のような濃い色のものだと時間経過とともに合わせ目が白く浮き出てくる事があります。
それが気になる場合はリモネン系の接着剤で合わせ目消しを行うと少しはマシになるようです。ただリモネン系は粘度が低いため、合わせ目に接着剤を盛るのがちょっと大変、というデメリットがあります。あと、ちょっと高い。
まあ、そのあたりは適材適所で使い分けて下さい。
墨入れとトップコート

ガンダムマーカーで墨入れした後、トップコートを吹きます。マスキングテープを剥がす瞬間がたまらん。
吹き付ける際は棒にパーツを突き刺して作業すると楽です。ここでは百均で買った箸の先にテープでパーツをくっつけています。トップコートを吹いたらそのまま粘土に突き刺して乾燥させます。この油粘土も百均。百均万歳。

顔のクリアパーツもマットな仕上がりになるとビミョーなので、あらかじめマスキングテープでマスクしておきます。
テープを張り付けた後に縁をデザインナイフでなぞるように切るときれいにマスクできます。イマイチうまく切り取れない場合は刃を交換してからやってみましょう。
完成

トップコートを乾燥させて、再度パーツを組み立てたら完成です。

ガンプラ楽しい ✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌

最近のガンプラは合わせ目が目立たないように工夫されており、合わせ目消しがほとんど必要なくなっているようです。それはそれで簡単に楽しめて良いと思いますが、わざわざ合わせ目消しをして完成度を上げるというのもなかなか楽しい作業です。まだやったことがないという人は是非初期のHGキットでお試し下さい。やってみると意外と簡単。その割にぐっとキットの完成度が上がるため、合わせ目消したい症候群にかかります。合わせ目消しのことしか考えられなくなります。
合わせ目消しや墨入れはズゴック作成の際にもうちょっと詳しく説明しているので参考にして下さい。
しかし、1/144のHGシリーズは作って楽しい、飾って楽しいの繰り返しの結果、段々数が増えていって危険……
参考
ガンプラ HGUC 1/144 RGM-79 ジム (機動戦士ガンダム) 色分け済みプラモデル
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- カテゴリ:おもちゃ&ホビー
ガンプラ HGUC 1/144 MSM-07S シャア・アズナブル専用 ズゴック (機動戦士ガンダム)
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- カテゴリ:おもちゃ&ホビー