
いい大人が本気でガンプラを作るシリーズの第3回。墨入れをして完成です!
「墨入れ」はパーツのモールドや継ぎ目に線を入れる作業です。
本来、継ぎ目がないであろう場所の継ぎ目を消すのが「合わせ目消し」ならば、本来、継ぎ目が存在するであろう場所に継ぎ目を作り出すのが「墨入れ」なのです!
墨入れの方法
墨入れの方法としては、ミゾにエナメル塗料を流す方法やシャーペンでなぞる方法などあります。今回はもっとも一般的であろう、ガンダムマーカーを使います。
使用したのは「ガンダムマーカー スミイレ用/ふでペン」のブラックです。極細タイプもありますが、あれはちょっと難易度高い。
では実際に墨入れしていきます。

この腕のパーツに墨入れしていきます。

ふでペンで墨入れしたい線をなぞります。はみ出してもかまいません。

ティッシュペーパーで表面を拭き取ります。すると溝の部分にだけ塗料が残ります。細かい部分は綿棒などを使うと良いです。
もっと何かしたかったですか? これだけです!
他のパーツも同様に墨入れします。墨入れする場所は取説やパッケージの絵などが参考になります。

トップコート

墨入れしたら、つや消しのトップコートのスプレーを吹いて、組み立てます。
吹き付けるときは竹串や粘土なんかがあると捗ります。ばらしたパーツを竹串に刺せば、まんべんなく吹き付けることが可能。吹き付けたら乾くまで竹串ごと粘土に突き刺して立てておけばおk。
トップコートは一度に吹き付けるのではなく、2、3回に分けて吹き付けると良いです。
乾燥してる間、ホコリが付かないようにケースなどに入れておくとモアベター。
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トップコートには「つや消し」の他に「光沢」と「半光沢」があります。ガンプラや戦車のように重量感や無骨さが欲しいものにはつや消し、車のように華やかさが欲しいときは光沢というふうに使い分けると良いです。
まあ、その辺は好みの問題なので、好きなものを使って仕上げてください。
完成

そんなこんなで完成したわけですが、ここで仮組みの状態と比較してみましょう。


道具やらガンプラやらは2、3千円もあれば一式揃います。また、完成までなんだかんだで1、2週間くらいは楽しめるので、趣味としてはなかなかコスパ高い方じゃないかと思います。いい大人が真剣にガンプラに向き合うってのもなかなかカッコイイと思うぜ?
てか、だんだんガンプラだのなんだの増えてきたし、今度陳列棚作らなきゃかな……
ガンプラ
ガンプラ HGUC 1/144 MSM-07S シャア・アズナブル専用 ズゴック (機動戦士ガンダム)
- メーカー:BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- カテゴリ:おもちゃ&ホビー