
0円端末として未だに世の中に出回ってるらしい「F-03D」ですが、これがなかなかの地雷機種でした。
というわけで、とりあえず使えるようにするためにしたことをまとめたいと思います。
F-03Dは保存容量が少ない上にアンインストール出来るアプリがほとんどない鬼畜仕様です。
購入したばかりでまだプリインストールされているアプリしか入っていないのに、最初のアップデート時に「容量が足りません」と言われるという、驚くべき現象が起きます。
もっともよい解決法
購入前なら別の機種を選択しましょう。
もう購入しちゃった人は、可能なら機種変しましょう。返品が受け付けられる場合もあるようなので、販売店に相談してみるのも手かもしれません。
諸事情により機種変できない場合
快適ではありませんが、とりあえず使える、というレベルにはする事が出来ます。
いらないアプリをアンインストールする
まずは、ざっと見て使わなそうなアプリはアンインストールします。
アンインストールするには、「設定」>「アプリケーション」>「アプリケーションの管理」と開いて行き、アンインストールしたいアプリを選択します。
そのアプリがアンインストール出来るものである場合、アンインストールボタンが押せるようになっています。押せない場合はアンインストール出来ないアプリなのであきらめましょう。
はじめにも言ったように、この機種はほとんどアンインストール出来るアプリがありません。好意的にとらえるなら、Androidに詳しくない人がむやみにアンインストールを実行することで、「使えなくなったんですけど!」となるのを防ぐためという事なのかも。
システムの運用上なくなると困るものはすべからくアンインストール出来ないアプリに含まれています。たぶん使わないだろうというアプリでアンインストールできるものは徹底的に消してください。後で必要になったら、再インストールするか、最悪、端末を初期すれば元に戻ります。
Google Playの自動アップデートを停止する
アプリは基本的に「GooglePlay」を通じて自動アップデートされるようになっています。何もしなくても最新の状態に保ってくれるのは楽ですが、これによって空き容量が減ってしまうこともあります。
そこで、使わないアプリ、および、アップデートしなくても使えるアプリの自動更新を停止させてしまいます。
アップデートを適用しないことでセキュリティリスクの上昇が心配されますが、もう使えればどうでもいいって感じです。「それダメだろ」って人はおとなしく機種変するか、ルートを奪って完全清掃するかしてください。
覚悟を決めたら以下の手順で自動更新の停止とアップデートの削除を行います。
- 「GooglePlay」を開いて、メニューボタンから「マイアプリ」を開きます。
- インストールされているアプリがリストされるので、その中から使っていないアプリをタップします。
- メニューから「自動更新」を選んで、自動更新を停止します。
- 「アンインストール」をタップします。(アプリ自体は消えませんが、アップデート分のデータが消えることで少しだけ容量が空きます。)
以上の操作をリストされている全てのアプリに対して繰り返します。
削除されたアップデートは手動でアップデートしない限り、再度適用されることはありません。
ドコモアプリのアップデート確認を停止する
他のキャリアは知りませんが、なぜかドコモのAndroid端末にはGoogle Playとは別にドコモ謹製アプリをインストール出来る機能があります。こちらは自動的にアップデートをすることはありません。ただ、デフォルトのままだとアップデートが出る度にいちいち通知が出て目障りなので、これも停止させてしまいます。
停止させるには「設定」 > 「ドコモサービス」 > 「アプリケーション管理」 と開いていき、「定期アップデート確認」と言う項目のチェックを外します。
以上でとりあえず容量不足のアラートが出なくなるくらいの容量は空くと思います。あとは自分の使い方と空き容量を見ながら、アプリを追加したり、よく使うアプリの自動更新を有効にしたりしてみて下さい。
あ、言い忘れてましたが「パズドラ」は出来ません。LINEはダイジョブでした。
その後の運用
容量大きめのSDカードを差して、写真や音楽などの容量が大きいものはSDカードに保存する設定にしましょう。また、アプリにはSDカードに移して使用できるものがあります。その場合は、SDカードに移してしまいましょう。
受信したメールやアプリのデータによって容量が圧迫されることもあります。不要なメールは逐一削除したり、アプリのキャッシュデータを削除するなどして、日々、容量の確保にいそしんで下さい。rootを取得したりすると楽しくなると思います。
それでは健闘を祈ります。