ひそかに動向を見守っていたテキストエディタ「mi」のVer.3のβ版がついにリリース。リリースが延期続きだったのでちと心配だったのですが、とりあえずリリースされて良かった良かった。
普段、ブログの下書きをテキストエディタで書いているため、テキストエディタの動向はちと気になるところです。
海外製のテキストエディタも試したりしてはいるものの、日本語まわりがうまくなかったりして、結局、CotEditorを使い続けています。ただ、そのCotEditorも最近アップデートがないため、Objective-Cでも勉強してCotEditorを改造した方が良いのかしら、とか思ったり。
でも、mi3.0の登場で開発のお勉強は先延ばしに出来るかも?
今後の進歩に期待
個人的にテキストエディタに求めるポイントは、
- 日本語のテキストがちゃんと入力できること
- シンタックスハイライト出来ること
miはZenCodingに標準で対応するとのことだったので期待していたのですが、使ってみた感じでは「とりあえず使える」といったところでしょうか。ちょっと挙動が変かも。たとえば、展開するとなぜか「|」(縦線)がタグの中に入ります。カーソルの位置も行頭に来てしまうし、インデントもビミョー。使えないことはないが、気持ちよく使えないと言う感じ。
Wrap with Abbreviation(Wrap変換)は標準では出来ないみたい? 中身はZen Coding for Textareaのようなので、がんばってスクリプト書けば使えるようには出来そう。
あと、全角スペースが入力できないんですが、これって自分だけ? キーバインドいじれば無理くり入力出来るようには出来ますけれども。
主な不満はそれくらい。あとは概ね良好だと思います。これらが改善されれば、CotEditorからの乗りかえもアリかもです。
追記
2013/03/17 – 全角スペースを入力できるようにする方法
モード設定でキーバインドを「OSのキーバインドからの差分を設定する」にすると、ちゃんと全角スペースが入力できるようになるようです。