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新潟県立歴史博物館、ドキュメンタリー映画「海峡をつなぐ光」鑑賞会、11/27(日)開催

 国宝の仏具「玉虫厨子(たまむしのずし)」と新羅王朝の古墳群から出土した「玉虫馬具(たまむしのばぐ)」。この2つを復刻させるプロジェクトを追った日韓合作ドキュメンタリー映画「海峡をつなぐ光」を、11/27(日)に、長岡市の「新潟県立歴史博物館」講堂で上映するそうです。料金は500円。上映開始前には監督とプロデューサーの挨拶も有り。

内容:  
1400年前、推古天皇が祈りを捧げたかもしれないと言われる国宝の仏具「玉虫厨子(たまむしのずし)」。 1500年前に造られたという新羅王朝の古墳群から出土した「玉虫馬具(たまむしのばぐ)」。 奇しくも、この二つの美術品は「玉虫(たまむし)」という貴重な昆虫の翅(はね)が美しく施されています。 本作は、現代の日本と韓国で、この「歴史的文化美術品」を復刻させるという歴史的プロジェクトを追ったドキュメンタリー映画です。
お知らせ

 今更説明するまでもないと思いますが、玉虫は緑色のような、金色のような(カナブンとかコガネムシ的な)きれいな羽根を持った虫。あの「玉虫色」の語源になっている虫です。この羽を使って装飾されたのが、日本の国宝である「玉虫厨子」と、新羅王朝の古墳群から出土した「玉虫馬具」。その復刻に携わった職人達を追ったドキュメンタリー映画、それが「海峡をつなぐ光」。

 Youtubeに予告編があがっていたので、そちらをどうぞ!

 予告編をみると、日本と韓国の両国の職人が協力して復刻を目指したのではなく、偶然にも同じ時期に復刻を目指し、それぞれで復元作業に挑んだ模様。現代でも似た技術が伝承されたりしているのでしょうか。それとも独自の進化を遂げているのか。興味深いですね。
 そして玉虫の羽という素材を使うっていうのもすごい。現代における宝石のような扱いだったんじゃないかと想像。(こういう想像力ってきっと大事。)

 映画鑑賞会は、事前申込みは不要で当日受付。11:00-と14:00-の2回上映されます。上映の10分前に監督とプロデューサーの挨拶が実施されるそうなので、早めに会場入りするのが良いかと思いますー!

映画鑑賞会「海峡をつなぐ光」

開催日時平成23(2011)年11月27日(日)11:00-12:05、14:00-15:05の2回上映
開催場所新潟県立歴史博物館 講堂
料金500円
受付・定員当日受付、各回先着150名
備考上映前に監督、プロデューサー挨拶を実施。10:50-、13:50-の2回

新潟県立歴史博物館

所在地〒940-2035 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247-2
webサイトhttp://www.nbz.or.jp/jp/

参考サイト

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