Windowsでは結構好きで使っている人がいるらしいブラウザ「Sleipnir(スレイプニール)」のMac版が出るそうです。
フェンリルがウェブブラウザ「Sleipnir」のMac版を開発していることを明らかにした。早ければ7月中にはアルファ版が登場するという。Mac版Sleipnirがついに登場–7月中にアルファ版も – CNET Japan
「Sleipnir」はタブやマウスジェスチャー、プラグインによる機能拡張などに対応したウェブブラウザです。徹底的にカスタマイズしたい人にはうってつけ。
同じような事が出来るブラウザとしては「Firefox」や「Chrome」などもありますが、「Sleipnir」はHTMLレンダリングエンジン(要はウェブページの表示の仕方)にIEと同じ「Trident(トライデント)」を使用しているので、IEから乗り換えても違和感は少なめです。
また、SleipnirはレンダリングエンジンをGeckoエンジンに切り替える事も出来るので、ウェブサイト作成を生業としている人は一つのソフトで2つのレンダリングエンジンが試せてお得(?)。
ただ、Mac版となるとTridentは使えないと思うので、レンダリングエンジン関係の意味は薄くなるかも。(WebKitとGeckoが切り替えられるとか?)
「今使っているブラウザのカスタマイズ性に不満がある」とか、「すでに使っているWindows版とブックマークを共有したい」とかいう場合に良いかもしれません。
Mac版でも「Fenrir Pass(フェンリル・パス)」というサービスに対応すると思うので、このサービスを利用すれば、既に出ているWindows版やiOS(iPhone、iPad)版のSleipnirとブックマークを同期する事が出来ます。(つまり、会社のWindowsでも、普段使ってるiPhoneでも、家のMacでも、まったく同じブックマークが使えるという事。)
とか、知ったような事を言っている自分は10年以上前からMacユーザなので、あんまりSleipnirを使った事がないという。以前、友人達が好んでSleipnirを使っていた印象があるのですが、最近はMacに移行した人も多いのでFirefoxとかChromeあたりを使っている人が多いのかも。
ちなみにicoroのアクセスを調べたところ、直近1ヶ月でSleipnirのユーザはほぼ皆無でした。。User-Agentを偽装している可能性もあるので、あんまり当てにはならないかもしれませんが。。