昨年12月29日に閉館となった「共同展示館つばめ」。そのまさに最後の日である12月29日に行ってみました。

かなり以前、まだicoroを始める前、寺泊水族博物館で「共同展示館つばめ」の粗品がもらえるクーポン券を手に入れて行ったことがあります。ただ粗品をもらうだけでは申し訳なく思い、アップルカッターを購入したのは良い思い出。
その「共同展示館つばめ」が2010年12月29日で閉館となるという話を聞き、立ち寄ってみることにしました。ついでに、あのときに購入したアップルカッターの切れも悪くなったので、購入することにしました。
「共同展示館つばめ」は、洋食器の製造工程の実演と産地製品の直売所として昭和54年に開業以来、皆様よりご愛顧いただいてまいりましたが、諸般の事情により、来る12月末日(営業は12月29日まで)を持ちまして事業を終了する運びとなりました。
ピーク時は年間4億円ほどの売上があったものの、最近では同じような施設(キタローとか?)が増え、ほとんど赤字だったそうです。ただ、2009年は新潟DC、新潟国体、天地人などの効果もあってか、黒字だったとか。ソースは去年読んだ新潟日報朝刊。

以前来たときはほとんど人がいなかったのですが、今回もガラガラでした。

駐車場のほとんど(9割)はバス用になっています。ここを訪れるお客さんはツアー客が中心のようです。

営業最終日のこの日も3件のツアーが入っていました。

と思って見ていたら、バスが入ってきた!
未だかつて(と言っても今回で2回目ですが)見たことないくらい店内が賑わい始めました。なんだかみんなギラギラしてるなぁと思ったら、どうもツアー客には割引券が配布されているらしく、「割引券あるなら使わなきゃ損でしょ!!」という心理状態のようです。
お客さんは今日が最後の営業だと言うことを知っているのでしょうか。

なんか知らないけどスプーン製造の実演も始まった!
いつ稼働しているんだろうと思っていたのですが、ツアー客が来たときに稼働してたんですね。

この実演で作成されたスプーンは100円で販売されていました。

もちろん、購入しました。

スプーンの柄には「共同展示館つばめ」の文字が入っています。(たぶん)もう手に入らないレアアイテム。

スプーンと言えばこの「ステンレス製ジャンボ鯉」。鱗部分は3,000本のスプーンで出来ているそうです。
館内には、全長315cm・胴囲245cm・高さ155㎝・重量150kgのステンレス製のジャンボ鯉が展示されています。
このジャンボ鯉は、鱗の部分はステンレス製スプーン3,000個でできています。

でも、何本かなくなっている気もしますが…

大きいと言えばこちらも忘れてはいけない。ギネスにも登録された世界一大きいフォークとスプーンです。
館内には、全長204cm・重量20kgのジャンボスプーンと全長215cm・重量16kgのジャンボフォークが展示してあります。
これは、ギネスブックにも掲載されており、世界一と認定されています。
当館、自慢のオブジェです!
閉館後、これらのアイテムは何処に行ったのかちょっと気になります。燕市産業資料館あたりに行くのでしょうか。
ところで、肝心のアップルカッターですが、どこにもありませんでした。。あんまり売れなかったのかな。。
共同展示館つばめ
所在地 | 新潟県燕市小池3633 |
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営業時間 | 9:00-17:00 |
定休日 | 年中無休 |
TEL | 0256-64-4681 |
FAX | 0256-64-4699 |
メール | info@tenjikan-tsubame.jp |