
新潟県立歴史博物館の夏期企画展「戊辰戦争150年」の内覧会に行ってまいりました。

まずは恒例のテープカットから。左から
- 新潟県立歴史博物館 館長 斎藤良人
- NST 営業企画本部 事業局長 高島裕介
- 仙台市博物館 館長 内山淳一
- 新潟県 県民生活・環境部 文化振興課長 高橋真知子
- 展示協力者代表 伊藤良一
- 福島県立博物館 館長代理 高橋充
- 新潟日報社 長岡支社長 八木浩幸
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱(以上、敬称略)
となっております。人数多くて後ろのほうに行かないと全員入りませんでした。

はいカットー! 人数多いのにテープカットはきれいに決まったぞ!
戊辰戦争150年

今回の企画展は新潟県立歴史博物館、福島県立博物館、仙台市博物館の3館共同の企画展となっております。そのためか内覧会の参加者も多かったです。

展示内容や資料も東北戦争あたりが中心になっており、また、主な資料を出しているのが奥羽越列藩同盟の国(新潟、福島、宮城)ということもあって、どちらかといえば旧幕府軍側から見た戊辰戦争という趣があります。
企画展の楽しみ方
釈文をゲット!

展示資料の文や掛け軸を文字起こしした釈文(抄)が企画展示室の入口で無料配布されています。あったらぜひゲットしましょう。なぜか綴じの方向が逆になっていますが無料なのであまり気にしてはいけない(第二版以降で直る可能性も微レ存)。
もっと知りたい人は売店で販売されている企画展の図録を購入しましょう。価格を確認するのを忘れましたが、これまでの図録の価格からすると1,500円くらいじゃないかと思います。
追記
今回の企画展の図録は1,200円でした。約200ページの大ボリューム。1ページあたり6円だ!
https://twitter.com/koryu13/status/1018672241842589697?s=20
渋谷源蔵を追え!

「三国志」「戦国時代」「幕末」は三大めんどくさい歴史おじさん発生エリアなので、生半可な知識で行くと歴史おじさんにおこられそうでこゎぃょ。。という人も多いのでは。
そんなあなたはぜひ渋谷源蔵の背中を追ってみて!

渋谷源蔵は会津藩の藩士で、幕末のころの様子を日記に残していました。展示の各所にはその記録を元にした「源蔵一言解説」がつけられています。源蔵の背中を追っていけば戊辰戦争がわかるぞ!
期間限定展示もある
一部の展示は企画展期間中の前半と後半で展示が変わります。とくに最近になって発見された斉藤一の写真は2週間限定公開となっているので、見たい人は歴博に急げ!


戊辰戦争、まだ間に合います!

幕末初心者からマニアまで、幅広く楽しんでいただける企画展だと思います。
幕末あたりは登場する人や国の主義・主張が途中で変化したりするせいで、なにがなんだかわかんなくなっている人も多いはず。そんな方こそぜひ歴博へ! 実際、取材に来てたJKたちも旧幕府軍とか新政府軍とかよくわかんないみたいなこと言ってたから安心して! 大丈夫、みんなよくわかってないから! そのための企画展よ!
福島と仙台でも

この企画展「戊辰戦争150年」は新潟のほかに福島と仙台でも開催されます。場所と日程は以下の通りです。
- 新潟展:新潟県立歴史博物館 / 2018年7月14日(土)〜8月26日(日)
- 福島展:福島県立博物館 / 2018年9月1日(土)〜10月14日(日)
- 仙台展:仙台市博物館 / 2018年10月26日(金)〜12月9日(日)
展示も場所によってちょっと変わるらしいので、気になる人は追うしかない! っていうか福島県立博物館で今やってる刀展も気になる。