
以前から、その存在が噂されていた寺泊水族博物館のバックヤードツアー。かねてから参加したいと思っていたのですが、今回、ついに参加することが出来ました!
謎の生物、「テヅルモヅル」を目撃した!
名前だけ聞いても、知らない人には一体なんだか分からないかもしれませんが、実物を見てもやっぱりなんだかよく分からないこと請け合いの生物。それが「テヅルモヅル」です。
こんな姿をしています。

写真中央にあるもずくのような固まりが「テヅルモヅル」です。これ、海藻ではなく、れっきとした動物です。「棘皮(きょくひ)動物」と呼ばれるウニやヒトデの仲間です。
寺泊水族博物館にいるこのテヅルモヅルは、今年の3月に寺泊沖水深80mから釣り上げられたものだそうです。

枝のように見えるものは全て触手です。ヒトデの足がさらに枝分かれしたようなもの、と考えると分かりやすいかもしれません。もちろん、動きます。
テヅルモヅルの動画。波に漂っているように見えますが、水槽内なので当然波などありません。自分で動いています。ちなみに解説している人は寺泊水族博物館館長の青柳さんです。

青柳館長の手によって、引き上げられているテヅルモヅルの図。鳥の巣でも移動しているようですね。。

引き上げられたテヅルモヅルの裏側。この写真だとちょっと分かりにくいですが、中央部にヒトデのような5つに分かれた太めの腕があることがわかります(黒い触手に比べてちょっと太く見える白い部分)。すべての触手はこの5本の腕から枝分かれしています。なんというフラクタル図形。。
これがうねうねと動いている様は、まるでディズニーに出てくる呪われた森です。。
生テヅルモヅルが見られる水族館は県内では寺泊水族博物館だけだと思います。気になった方は今すぐ寺泊水族博物館へ!
寺泊水族博物館
所在地 | 新潟県長岡市寺泊花立9353-158 |
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開館時間 | 9:00-17:00(入館は16:30まで) |
TEL/FAX | 0258-75-4936 |
ウェブサイト | http://www.aquarium-teradomari.jp/ |