「ジンギスカンカレー」。それは、いつかどこかで見たことのあるようなパッケージ…

瓢湖の白鳥会館で行われていた「プチ北海道物産展」。そこで「ジンギスカンカレー」という怪しげなパッケージのレトルトカレーを発見しました。なぜ新潟の瓢湖で北海道物産展をやっているのかなんてことは、きっと些末なことなのです。

そんなわけで「ジンギスカンカレー」。新潟と全然関係ないのになぜこれを買ったのか。それは、その怪しげなパッケージに理由があります。

このパッケージ、どこかで見たような覚えが。

そう、それは、icoro内ではもはや伝説となっている、あの「おけさ柿カレー」にどこか似ている…
箱ではなく封筒形のパッケージ、上部にある「SPECIAL MADE」という文字、四隅にある「■」の配置等、類似する点が複数見られます。

パウチの上に書かれた「ジンギスカン」の文字も「おけさ柿カレー」のものと類似しています。

ちなみに、こちらは「おけさ柿カレー」のパウチ。これは他人のそら似なんかではありません。
では肝心の味はどうでしょうか。やはり「おけさ柿カレー」と同じような「サウナ味」なのでしょうか。



香りは、ちょっと「おけさ柿カレー」に似ているかも。開けた時点では羊臭さはありません。

たぶん羊肉。食べると口の中に羊肉の香りが広がります。
カレー自体には羊肉の風味はほとんどありませんでした。「おけさ柿カレー」と同じカレーを使用しているようで、和風っぽい風味や「甘いのに、なんか辛い」という不可思議な味などは「おけさ柿カレー」と同じ。
ですが、こちらはそんなに悪くはないです。羊肉の風味とカレーの風味が割とあっているような感じすらしました。あるいは、このカレーはもともとこの羊肉に合わせて作られたカレーなのかも?

「ジンギスカンカレー」は北海道にある「株式会社 北都」という会社が製造者になっています。一応、ググってみたのですが、それらしい会社のウェブサイトは出てきませんでした。

こちらは「おけさ柿カレー」のラベル。「ジンギスカンカレー」と「おけさ柿カレー」の原材料はほとんど同じ。羊肉を使っているか、干し柿を使っているかの違いくらいです。「おけさ柿カレー」は販売者のみ書かれており、製造者が書かれていませんが、おそらく「株式会社 北都」で作られているのではないかと考えられます。
(たぶん)同じ会社でつくられ、北海道と新潟という遠く離れた地に別れ、そして、新潟でふたたび再開。とても運命的なものを感じますね。
両方揃えようという人はあまりいないとは思うのですが、もし両方手に入る機会に出会ったときは、食べ比べてみるのも一興かも。
ジンギスカンカレー製造元
所在地 | 北海道札幌市西区発寒14条5丁目3-11 |
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TEL | 011-663-5421 |