弥彦神社の一画にひっそりとある「重軽の石(おもかるのいし)」を見に行ってきました。わかりにくい場所にあるため、弥彦神社へよく行くという人でも知らない人が多い、隠れたスポットだったりします。
「重軽の石」は「重い軽いの石」「津軽火の玉石」「津軽石」とも呼ばれているもので、その存在を知ってからもしばらく場所がわからず。少し奥まったところにあるため、普通に参道を歩いていても気付きません。
重軽の石がある場所は、表参道と東参道が交わるところ、宝物殿や手水舎のあるところ。手水舎の斜め前にある、赤い石油蒸留釜の後ろにあります。
(重軽の石とは関係のない)この看板が目印。
この石が奉納された経緯は弥彦観光協会の「弥彦神社にまつわる伝説」のページに詳しく書かれています。もとは火の玉だったらしい!
心願のある時これを持ち上げられれば事は成就し、重くて上げられない時はかなわないと言われ、今も熱心にお祈りしている人々を見かけます。弥彦観光協会 弥彦神社にまつわる伝説 津軽火の玉石(つがるびのたまいし)
願いごとをする前と後では重さが変わるというようなことを聞いたのですが、願い事をしてから重軽の石を持ち上げてみて、持ち上げることができればその願いは叶う、とのことです。あと大きい方が男性用、小さい方が女性用とも聞いたのですが、それもないっぽい。間違えて覚えてましたー。。
こちらが重軽の石。少し大きめの漬物石という感じの石が2つ、台座の上に置かれています。手前のつるつるした方が少し小さめ。これでもけっこう重いです。がんばりすぎて腰をぐきっとやっちゃわないように気をつけましょう。奥の大きい方は女性はかなーりがんばらないと持てない重さ。私はびみょーに浮かすのがやっとでした。
持ち上げられるようになるまで(筋肉がつくまで)信心深く通って願い事をするのが良いのかも?
石の置いてある部分は少しへこんでいます。これはきっと多くの人が重軽の石を持ち上げた証拠。ひっそりとした場所にありますが、長い間、たくさんの人から願掛けされている石なのだと思いました。
追記
2011/01/10
記事を上げた後に、弥彦観光協会が運営を始めた「弥彦浪漫パワースポット」のぺージに重軽の石についての記載がありました。
火の玉石ご利益ポイント|弥彦浪漫パワースポット
まず願い事をしっかりと心に思い描きます。石を持ち上げて軽く感じれば「成就」、重ければ「むずかしい」。
持ちあげられなくても、写真を「携帯の待ち受け画面」にして、願った時の気持ちを時々思い出してみては?
願い事してからの重さの感じ方でいいようです。弥彦神社にまつわることは、いつかしっかり調べてみたいと思います!
弥彦神社
所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村大字弥彦2887-2 |
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