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「分水堂菓子舗」の「白パンダ焼き」を食べてみた – 2011秋

 米納津隕石落下地点を見に行ったついでに、弥彦神社でも参ってくる事しました。その途中で白パンダ焼きで有名になった「分水堂菓子舗」の前を通過したのですが、なにか違和感。

分水堂のパンダ焼き

 普段は第一駐車場に駐車するのですが、隕石による宇宙のパワーにあてられたのか、曲がるべき交差点をなんとなく直進してしまいました。しかし新潟マスターicoroさんはそんなことでは慌てない。第二、第三の案を次々と繰り出すクレイジーな手で。
 というわけで、そのまま進んで神社脇駐車場に駐車することにしました。この道の途中にはあのパンダ焼きで一躍有名になった分水堂菓子舗があるので、ついでにその並び具合など観察しつつ。……なんて思ってたのですが、なんか、変だ。

パンダ焼き

 こちらは以前の分水堂菓子舗の姿。

分水堂のパンダ焼き

 そして現在。
 以前に比べると店の中がずいぶんすっきりしています。これは行って確かめなきゃだろ……

分水堂のパンダ焼き

 さっそく潜入調査だ。

分水堂のパンダ焼き

 お店の中からはほとんどのお土産品が姿を消し、代わりに広いスペースとベンチがありました。弥彦の古くさいおみやげ屋さん(だがそれがいい)からパンダ焼き専門店へと華麗なる転身を遂げたようです。(こんなことなら前の姿をしっかり観察しておくんだったぜー。)

分水堂のパンダ焼き

 しかし、完全にお土産の販売がなくなったわけではなく、店の一角にはカレー豆や車麩などのメジャー処のお土産品も販売されていました。カレー豆はすげーうまいってわけでもないのになんとなくボリボリ際限なく食ってしまう。

分水堂のパンダ焼き

 販売窓口もキレイに改装。ついでにおばちゃんもキレイに若返り! したわけではなく、お姉さんとお兄さんが店番してました。「若手に引き継いだのかな?」と思ったのですが、この間店の前を通ったとき、ちらっとおばちゃんの姿も見えたので引退したというわけでもなさそうです。

分水堂のパンダ焼き

 この日掲示されていたメニューは白パンダ焼きの「小倉あん」と「弥彦娘」の2つだけで、普通のパンダ焼き(鯛焼きのような、茶色い皮のパンダ焼き)はありませんでした。キャラメル味のしょぼくれた味も結構好きだったのですが。
 まあでも、これまでもメニューにはあっても「今あるのは小倉とチーズクリームだけだよ」って感じのやりとりが当たり前だったのでそれくらいは無問題です。
 パンダ焼きとソフトクリームの間に不自然な間があるので、ひょっとしたら時期によってメニューが増減するのかも?

分水堂のパンダ焼き

 せっかくなので、白パンダ焼きの小倉と弥彦娘を買ってみました。味は今まで通り。おいしゅうございました。パンダの形がなんとなく前よりもキレイな気がしたのですが、これはあの兄さんのなせる技なのか?

分水堂のパンダ焼き

 分水堂菓子舗の建物はかなり古くなっていて、雨漏りもしていたため、ぶっちゃけおばちゃんは店をやめたがっていたようです。そんなときに巻き起こった、パンダ焼きの大ヒット。おかげでお店の改装も出来て、めでたしめでたし、かな? まだしばらくはパンダ焼きを食べることが出来そうですね。

 こうやって自分がよく知っている古い姿が消えてなくなっていくのは少し寂しいことですが、新しい形になり、新しい世代に受け継がれ、新しい思い出が生まれていくことで、時代は巡っていくのだろうと思います。
 時代によって変化すべきものとすべきでないものを取り違えないようにすることが、たぶん大事なことです。

 一時期の大行列は落ち着いたようでした。週末や休日はどうか分かりませんが、平日は特に並ばなくてもパンダ焼きを購入出来そうです。パンダ焼きを食べながらもみじ谷の紅葉を見るのも良いのではないでしょうか。

参考

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