新津美術館で「少女マンガパワー」という少女マンガの企画展をしています。
本展は,日本の少女マンガ形成に多大な影響を与えたマンガ家23人の作品から,少女マンガのジャンル全体を見通そうとする企画です。新津美術館-少女マンガパワー
少女マンガなんてあんまり分かんないなぁ、と思っていたら、意外に知ってる作家がいました。岡野玲子の『陰陽師』、CLAMPの『カードキャプターさくら』、今市子『百鬼夜行抄』など。
こういう企画展って、最近の作家があまり出てこないのが残念。テレビのマンガ特集とかアニメ特集とかでも、昔の作品の名場面が8割で、最近のものはほとんど出てこない。まあ、番組制作者が見ていたマンガやアニメが中心になるせいなんだとは思いますが、特集組むならもうちょっとがんばってほしいなぁ、って思ってしまいます。
今回の『少女マンガパワー』でも、やはり中心となっているのは、『ベルサイユのばら』とか『ガラスの仮面』とか、ちょっと古めのものが多くて、正直、20代以前の人にはあんまり分からないんじゃないかなぁ、と思います。CLAMPが結構ギリギリじゃないかと。