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お正月限定!伊達巻を食べ比べてみた

伊達巻食べ比べ

 いつごろからか、うちで正月に出てくる伊達巻の味が変わりました。メーカーの作り方が変わったのかと思っていたのですが、この正月、試しにいくつか違うメーカーの伊達巻を食べてみたところ、みんな味が違う……違うぞ……! というわけで来年のためにここにお気に入りの伊達巻を記す。

伊達巻3本食べ比べ

伊達巻食べ比べ
 左から紀文、伏見蒲鉾、堀川となっております。

 2023年度に購入した伊達巻は紀文食品、伏見蒲鉾、堀川の3種類です。紀文は東京、伏見と堀川は新潟の会社です。ほんとは5種類くらい並べるつもりでいたのですが、実際に買いに出てみたらそんなに種類なかった。そういえば一正蒲鉾の伊達巻がなかったな……。

 伊達巻やかまぼこなどのおせち食材は年末に大量に仕入れて売り切ったら終わりという雰囲気があって、三が日終わると入手困難になりがち。
 あと、正月を過ぎるとメーカーサイトからソッコーでおせち商品情報が消えるのであとから情報を追えない。商品情報はもちろん、新着情報からも消えて、まるではじめからそんなもの存在していなかったかのような顔をしている。なぜ。

紀文 鯛入り 伊達巻 福禄

伊達巻食べ比べ

 紀文の伊達巻はウエルシアにて980円(税別)で購入しました。今回買った中では一番高い。大きさも一番大きい。紀文の正月伊達巻シリーズの中では一番スタンダードな商品のようです。
 サイズ等は実測で以下の通り。

  • 長さ:20.5cm
  • 直径:φ5.0cm
  • 重さ:358g

 なお、紀文のウェブサイトには奇跡的に今年のおせち情報が残っています。毎年同じURLを使い回してる感。

伏見蒲鉾 伊達巻

伊達巻食べ比べ

 伏見の伊達巻は原信にて780円(税別)で購入。原信の伊達巻売り場面積を堀川と競っています。とくに「〇〇入り」といった表記はなく、これが一番スタンダードな製品のようです。しかしウェブサイトから情報は失われており、それを確かめる術はもはやないのである。
 サイズ等は実測で以下の通り。

  • 長さ:18.5cm
  • 直径:φ5.0cm
  • 重さ:406g

堀川 和三盆使用 伊達巻

伊達巻食べ比べ

 堀川の伊達巻は原信にて698円(税別)で購入。和三盆使用。堀川製品は単品販売よりもカマボコ(赤・白セット)、伊達巻、ナルトの4点セットのほうに力が入っている感じがします。核家族&個食化の進む時代なので、小さいサイズのセットのほうが都合がいいのはあるかもしれない。しかし、やはりウェブサイトに情報は残っていない。
 サイズ等は実測で以下の通り。

  • 長さ:18.5cm
  • 直径:φ5.0cm
  • 重さ:357g

開封

伊達巻食べ比べ

 開封したところ。堀川はプラ製のまきすを使っていて、ほかに比べるとパッケージに凝ってます。伊達巻は鬼すだれ(太めのまきす)で撒くことであの波模様を付けますが、堀川のプラ製まきすはただの飾りです。環境配慮だかコストカットだかで最近こういうの見なくなったなぁ。

伊達巻食べ比べ

 と、ここで長岡ゴミゴミ噂話。スダレ(まきす)は分類上はプラですが、プラの棒をつなぐ糸に木綿糸が使われているので私は可燃ごみで出します。伊達巻を包んでる内装もプラですが、洗うのが面倒なので可燃で出します。そこまでしたら外装ももう可燃でいいか、ってなります。

伊達巻食べ比べ
伊達巻食べ比べ

 伊達巻本体。伏見だけ波模様がほとんどありません。感触もパンッとしてる。

伊達巻食べ比べ

 同じ「伊達巻」という名前の商品でありながら、食べてみた印象は全然違います。

 紀文(写真左)はふわっとした食感ではんぺんみがあります。個人的に紀文ははんぺんのイメージがあるので(昔なんかそういうCMしてたっけ?)、少なからず評価に影響を及ぼしている可能性も……。

 伏見(写真中央)はかなりカマボコ寄りの食感。近年、うちのお正月に出てきていたのは伏見の伊達巻の可能性が高い。

 堀川(写真右)はフルーツケーキのようなしっとりずっしりした食感。ほぼ和菓子。昔、うちで出てたの、たぶんこれ。

伊達巻食べ比べ

 というわけで、うちは来年から堀川を買っていきたいと思います。お菓子みたいでうまい。あ、でも一正蒲鉾の伊達巻をまだ確認していないので、それによっては変動があるかもしれない。

 ひとくちに「伊達巻」と言ってもメーカーによって全然味が違います。来年はぜひ、地元練り物メーカーが腕によりをかけて作った伊達巻を食べ比べてみてね!

参考

伊達巻(だてまき)

  • メーカー:株式会社ヤマ食
  • カテゴリ:その他

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