特に悪いことはしていませんが、高岡警察署にある食堂でカツ丼を食べてきました。
食堂は高岡警察署向かって右側にある2階建ての白い建物の1Fにあります。一般の人も利用可能。警察のお世話にならなくても利用できます。
食堂だけ利用する場合も高岡警察署の駐車場に車を駐めてもよさそう。でも、混んでるときは遠慮したい。警察署が激混みすることなんてそうそうなさそうですが。
名前は「高岡警察署食堂」でいいらしい。2階には理容室もありました。
新潟では警察署の福利施設ってあんまり聞かないので、こういう福利棟(?)があるのは不思議な感じがします。聖籠の免許センターに食堂が入ってるくらい? 長岡の免許センターにもかつて食堂が入っていたことがあるらしいですが利用したことはない。
注文は出入り口脇にあるレジで、店員のおばちゃんお姉様に直接伝えます。代金先払いです。
常連が多いこともあってか、注文は結構融通が利く感じでした。店員のお姉様方もわりあいフレンドリーですし、手が回らないところは客同士でナチュラルに助け合うような雰囲気があります。
テーブルに並べてある単品おかずでメニューをカスタマイズ可能。店内にある電子レンジで温めることもできます。ごはんとみそ汁だけ頼んで、あとはこの単品おかずで定食を組み上げてる玄人さんもいました。
そんなこんなで実食! 「警察と言えばカツ丼」という安直なイメージでカツ丼を注文しました。630円。なんか思ってたより器でかい。
成形肉みのある薄いカツはいっそ潔い。テーブルに単品で並んでるカツと同じものと思われます。下手なロース肉より柔らかくて食べやすいのでこれはこれでありだと思っている。
こちらは日替わり定食。580円。この日は鍋焼きうどんとひじきごはんのセットでした。通常価格だと鍋焼きうどんだけで660円するので、これはかなりお得。
鍋焼きうどんはくったくたのうどんに関西風の色の薄いつゆ。いわゆる「やさしい味」であり、塩分摂取量トップランカーの新潟県民にはちょっと物足りなく感じる仕上がりかもしれません。
一方、ひじきごはんはひじきのほかにごまや梅が混ぜ込まれていてしっかり味がします。
ごはんのアテにうどんを食べるというラーメンライス的な関係性ではなく、それぞれがメニューとして自立している感じでした。
食堂は売店も兼ねており、店の奥ではカップラーメンやお菓子、洗剤などがひっそりと売られていました。洗剤や石けんはどのへんにニーズがあって置いてあるのだろうか。やっぱ署員?
営業時間は10時から15時まで。ですが、実際に食堂が稼働しはじめるのは12時前あたりからのようです。定休日は書いてなかったのですが、もしかして毎日やってる? 警察署併設なので平日は間違いなく開いてると思います。
なお、我々が行った日は12時半ころに日替わり定食がソウルドアウトしてました。そう聞くとめちゃ混みする印象を受けますが、実際にはピーク時でも8割くらいしか席が埋まってなかったので、単純にそんなに玉数を用意してないだけかも。署員とおぼしき人が食事をお盆ごとテイクアウト(というかセルフ出前というか)しているのも見たので、そのへんで数が出てる可能性もあります。
値段と味は値段なり。お姉様方はキュート。どこで飯食うか考えるのめんどくさいし、もうここでいいや、みたいな感じでまた行くかもしれない。来年の富山大卒展で。いや、だったら富山大の食堂に入ってみるべきか……?
富山は高岡警察署のほかに県警本部にも食堂があるみたいなので機会があったら行ってみたいような、でもそもそも警察署にいく機会なんてないほうがいいような、複雑な心境です。