新潟県立歴史博物館で開催されている冬季テーマ展示「大河津分水と信濃川の治水」に行ってきました。開催は今週末1月15日まで。
めちゃくちゃいまさらなのですが、昨年11月11日に内覧会に行ってました。
このテーマ展示は「大河津分水通水100周年・関屋分水通水50周年記念6館リレー展」の一環です。リレー展は2022年7月から始まっており、歴博はその大トリ。
ちなみにリレー展参加施設は、燕市分水良寛史料館、燕市長善館史料館、新潟市歴史博物館みなとぴあ、信濃川大河津資料館、長岡市立科学博物館、新潟県立歴史博物館の6館です。
大河津分水は新潟史上最大級の公共事業なので、県内のあちこちの博物館や資料館で資料を目にすることができます。
それに加えて多くの新潟県民(とくに中越地域)は幼い頃から大河津分水の存在をすり込まれ、その事業の過酷さと偉大さを聞かされて育ってきており、正直、いまさら感を感じる県民も少なくはないはず。
ただ、大河津分水の最初から現在までざっくりと資料を追うことができるという点で、大河津分水の入門、または復習するのに良い機会だと思います。
興味が出てきたら「信濃川大河津資料館」でさらなる大河津分水の歴史に触れ、「にとこみえ〜る館」で分水路の未来の姿にふれることをオススメします。
ちなみに、大河津分水に関する写真は企画展示室よりも常設展のほうが大きくて明るくて見やすいぞ。ちゃんと見たい人は常設展も見て回ろう!
観覧料は企画展がない時期と同じ、大人520円、高・大学生200円。もちろん常設展示も見られます。
大河津分水とは関係ないですが、常設展のほうでは県の石にヒスイが指定されたことを記念して2月5日までミニ展示があります。こちらもぜひどうぞ。