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海原雄山も自作している さくらんぼ酒の作り方

さくらんぼ酒

 Abemaで「美味しんぼ」を見ていたらさくらんぼ酒を作りたくなったので、さくらんぼを買ってきて漬け込みました。

材料

さくらんぼ酒
  • さくらんぼ 500g
  • ホワイトリカー 900ml
  • 氷砂糖 100g

 さくらんぼ1kgで作るレシピが一般的ですが、さくらんぼって高いし、こわくていきなりそんなに漬けられないわ、ということで半量で作成しました。

 さくらんぼの調達については以下の記事を参照ください。

作り方

さくらんぼ酒

 さくらんぼを水洗いします。

さくらんぼ酒

 傷があるものを取り除く作業を兼ねて、ひとつずつ水気を拭き取ります。また、軸の頭を切ります。

さくらんぼ酒

 左が処理前、右が処理後のさくらんぼ。軸を残しておくと味が出るだとか形が崩れないだとか見た覚えがあるのですが、ソースが見つからない……。
 面倒なら軸は取り除いても問題ないと思います。実際、軸を取り除くレシピのほうが一般的っぽい。

さくらんぼ酒
シーズン終わりに安売りされていて衝動買いしたもの。ここで出番が来るとは。容量は3Lだった気がする。

瓶はあらかじめ洗って乾かしておきます。多くのレシピでは瓶を煮沸消毒しろとか書いてありますが、ガラス製なら普通の食器用洗剤で洗ってよくすすぎ、口を下にしてよく乾燥させれば十分だと思います。っていうか、このサイズを煮沸消毒できる設備なんて普通の家にはなくない?

 使用直前にホワイトリカーで共洗い(少量のホワイトリカーで瓶の内側全体をすすぐ。共洗いに使用したホワイトリカーは捨てる)してもいいかも。最近は酒造会社が消毒にも使える(逆に言えば飲める)高濃度エタノール製品を出しているので、そういうのを使うのもいいと思います。

さくらんぼ酒

 水分の拭き取りと軸切りの処理を済ませたもの。酒に漬けるのがもったいなくなってきた。

さくらんぼ酒

 あとは材料を瓶に入れていくだけです。最初にさくらんぼ。

さくらんぼ酒

 その上に氷砂糖。

さくらんぼ酒

 最後にホワイトリカーを注ぎます。

 最終的には混ざるので、材料を入れる順番はどうでもいいです。すべては時間が解決してくれます。

さくらんぼ酒

 あとはフタをして冷暗所に保管します。3ヶ月から半年ほど経過したらさくらんぼの実を取り出します。

さくらんぼ酒
 左がアメリカンチェリー。右がさくらんぼ。

 あまったホワイトリカーでアメリカンチェリーも漬けました。アメリカンチェリーは軸があんまりきれいじゃなかったので軸を全部取り除きました。

さくらんぼの取り出し

さくらんぼ酒
 右がアメリカンチェリー。左がさくらんぼ。

 そして1年経過したものがこちら。(半年で実を取り出すのを忘れていた。)

さくらんぼ酒

 穴あきおたまで実を取り出そうと思ったら、口が狭くておたまが入らなかった……。仕方がないので菜箸でひとつずつ取り出しました。

さくらんぼ酒

 実からは色がすっかり抜けています。取り出した実は砂糖と一緒に煮込むとジャムにできるらしい。あまり期待しないで今度やってみたいと思います。

さくらんぼ酒

 こちらはブラックチェリー。色ヤベぇ。

さくらんぼ酒

 海原雄山謹製さくらんぼ酒は最低でも10年は寝かせてるらしい。あと9年……。

さくらんぼを持て余してるなら試してもいいかも

さくらんぼ酒

 色はきれい。味に関しては、梅酒基準で比べると全然風味が弱くて「これでいいのか???」と疑問符が浮かびます。でも、よくよく味わうとほのかにさくらんぼの香りと甘味と苦みがあります。1年近く漬けたので、タネの苦みが出てしまっているかも。まあ、これはこれでという気もしなくもない。ウメの場合はずっと実を漬けたままにしちゃうのですが、さくらんぼは風味が薄いので苦みが気になるなら3ヶ月から半年くらいでちゃんと身を引き上げたほうがいいのかもしれません。

 あと、これを言ったら元も子もないのですが、さくらんぼはそのまま食べたほうがうまい! でも、大量のさくらんぼを持て余してるならさくらんぼ酒も悪くないと思います。

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  • メーカー:タケヤ化学工業(Takeya)
  • カテゴリ:ホーム&キッチン
  • 発売日:2018/02/01

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