※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

コイン精米機で無洗米の精米をしてみた

無洗米 自動精米機

 コメリ長岡店の駐車場の片隅に無洗米を精米できるコイン精米機があったので精米してみました。まさか街角の精米機で無洗米を練成することができるとは……!

無洗米 自動精米機

 無洗米とは米を研がずにすぐ炊くことができるという現代精米技術の結晶です。その現代精米技術をコイン精米機で享受できるなんて! これは精米してみるしかない!

精米

無洗米 自動精米機

 精米の方法は通常の精米と同じです。米を投入して……

無洗米 自動精米機

 「無洗米」ボタンを押すだけ。無洗米でも精米料金は通常の精米と変わらず、10kg100円でした。

無洗米 自動精米機

 見た目では無洗米なのかどうなのかよくわかりませんね。(ところどころ白い米が見えるのは餅米が混じってるため。)

炊いてみる

無洗米 自動精米機

 炊飯器の釜に米を入れ、水を加えます。研ぐ必要はありません。
 無洗米を炊く場合は1カップ(1合)につき大さじ1〜2杯程度水の量を増やす必要があります。

 これは、同じ1カップ(1合)でも無洗米は通常の精白米より正味量が増えるためです。精白米の場合、計量したあとに研ぎの作業でぬかを取り除く(つまりぬかのぶんだけかさが減る)のに対して、無洗米は最初からぬかが取り除かれた状態になっており、量ったぶんがそのまま炊飯されます。

無洗米 自動精米機
 無洗米用の目盛りがあるのはいいが、すり切れないのがもどかしい。

 また、最近は無洗米用の目盛りが付いた計量カップも売られています。このような無洗米用計量カップを使う場合、水加減は釜にある白米の目盛りに合わせます。水を増やす必要はありません。

無洗米 自動精米機

 しゃもじなどで軽くかき混ぜて浮いている米を沈めます。めっちゃ白く濁ってますが、水は替えません。気になる場合は水替えしてもいいみたいですが、そのままでも炊けます。今回はあえてそのまま炊きます!

無洗米 自動精米機

 そのまま炊飯器にセット。(めっちゃ水替えたい。いっそ研ぎたい。)

無洗米 自動精米機

 そのまま炊飯スタート! 設定は普通の「白米」です。最近はこだわりの「無洗米モード」を搭載した炊飯器もあるらしい。

無洗米 自動精米機

 約40分後。炊き上がり。
 見た感じは普通です。ただ、釜の底にぬか由来と思われる茶色がたまっていました。これは炊く前に水の濁りをちゃんと取ることで減らすことができると思われます。

無洗米 自動精米機

 左が通常の精白米、右が今回炊いた無洗米。比較すると無洗米は全体に茶色がかっています。これもやはり炊飯前の水の濁りに起因していると思われます。
 米の香り(ぬかの匂い?)を強く感じますが、食べるとそんなに気になりません。とらえ方によっては新米っぽく感じるかも。いずれにしても普通に食べるなら味の違いはわからないレベルです。比べればそうかも、という感じ。

人によっては無洗米で手間が省けてるのか謎

無洗米 自動精米機

 無洗米にしたからといって精米料金があがるわけでもないので、あとは各家庭の炊飯環境や事情次第という感じです。
 細かいことは気にならないのであれば、無洗米を使うとちょっとだけラク。
 水が濁ってるのは気持ち的にスッキリしない、カップはすり切らないとスッキリしない、という人は普通の精白米を研いで炊飯したほうが幸せになれると思います。ハンパに水替えするならいっそ研いじゃったほうが気持ちがラクになるはず。最近の米はそんなガシガシ研がなくても大丈夫ですし。

 というわけで、うちは次から普通の精白米で精米すると思います。逆に7分づきを試してみるのもよさそうだな……。

参考

関連する記事