土用の丑の日には「一正蒲鉾」の「うな次郎」を買うようになったのですが、スーパーに行ったら別の「これはうなぎではありません」商品を発見! こちらも試してみました!
「うな次郎」についてはこちらをどうぞー!
「スギヨ」の「うな蒲ちゃん」
ウナギそっくり商品が他にもあるとは……「一正蒲鉾」の「うな次郎」の独壇場かと思っていましたが、どうやら数社がしのぎを削るアツいジャンルのようです。
「ビタミンちくわ」の「スギヨ」製だった
販売者は「株式会社スギヨ」、製造者は「株式会社能登半島」となっていました。どちらも石川県七尾市の会社……住所、おんなじだった。
これを食べた当時は存じ上げない会社だったのですが、その後、「ビタミンちくわ」と出会い「スギヨ」を知ることとなったのです。「ビタミンちくわ」についてはこちらをどうぞ!
開封!
うなぎ蒲焼きのたれと山椒が添付されています。
端の焦げ方がリアル。
裏側。皮の部分も再現されています。
包丁でカットするとこんな感じ。
箸で切るとこんな感じ。
食べてみた感想
気になるお味は……身の中に粒々感があり、ミートボールに似た食感です。魚の風味もしっかりあるので魚肉ソーセージっぽさもあり。皮の焦げ目のリアルさ、香ばしさは「うな次郎」以上。でもほろほろ感はあまりないのでウナギっぽくはない感じがしました。あ、照り焼きハンバーグっぽい。
雑誌にレビューが出てた
そんなおり、ちょうど美容室で読んだ雑誌「LDK」2019年9月号に「うなぎモドキ」食品の比較記事が! そこでの「うな蒲ちゃん」の評価は!
そっくり度○ そのもののおいしさ○
パッと見は激似でかまぼことは思えないほど。たれが香ばしく身が詰まっているので食感やほぐれ具合も一番似ていた!
それに対して「うな次郎」の評価は!
そっくり度△ そのもののおいしさ△
見た目の再現度はまあまあ。でも口に入れると大豆の味がして違和感が。柔らかく風味は悪くない
という感じで自分とは感想が若干違いました。「うな次郎」の方が本物のウナギのほぐれ具合に似ている気がするんだけどなー。そして「うな次郎」を食べた時にふわっと香る風味、あれは大豆の風味かー! そこに最初に気付いてしまうと「うな次郎」はウナギとは別物になるかもしれない。あの風味は自分もちょっと気になってました。
そんな感じ
ウナギっぽさを重視した(と思われる)「うな次郎」と、ウナギの形を取りつつも食べやすい味を重視した「うな蒲ちゃん」。似た見た目・商品ながら、味や食感には別の方向性を感じました。お子様はたぶん「うな蒲ちゃん」の方が好き。そしておつまみ的に食べられるのも「うな蒲ちゃん」。
というわけでウナギ風かまぼこ業界が目指すおいしさの違い・個性を感じることができる一品(2品?)でした! どっちを食べるかは自由だー!