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「浮世絵でみる!お化け図鑑」に行ってきました!

Date 2019/04/22 21:00  Author Noto  Tags 企画展 新潟県立歴史博物館

 平成31年4月20から令和元年6月2日まで開催されています。
 関係ないですけど、「令和元年」って文字列かっこよいですね。

 自動ドアにもプリントが施されていてちょっとテンションあがります。「いらっしゃ〜い」って感じが出てると思いました。
(でもこれ原画を90度方向転換してあるんですが。新紙幣、左右反転、ウッ…)

 企画展示場入り口はこんな感じでして、ここまでは撮影OKです。歴博の企画展だとほぼ撮影NGなのですが。

 こんな感じでインスタ映えスポットが設置されているのでちょっとはっちゃけてみちゃってもいいと思います、ここまできたなら。私もやろうとしたんですが、あいにく両手がふさがっていました。残念無念。
 インスタグラムでは歴博の職員さんたちがワイワイやってる画像がハッシュタグ「#春は化けもの」で見られたりするのでそれも見どころの一つかなと思います。あの柳、手に持てるのね……。

 間違いさがし。バインダーと間違い図、鉛筆が置いてあります。これらを持って展示会場を回ります。展示されている絵と手元の図を見比べて間違いを探すのですが、これがまた難しい。割とナチュラルに紛れさせてあって心が折れそうになりましたし、折れました。「こういうのは大体わかりやすい感じでちょちょっとやってあるでしょwww」とか舐めてました。図の制作協力に長岡造形大学の学生さんの名前があったので、この方のほうが化け物じみてるなとか思いました。造形大生の本気……おそるべし……。

 土日祝日のみ、13:30〜16:00(受付は15:30まで)ですが、「お化け缶バッジを作ろう!」なんてのもあって、展示してある画像をもとにして缶バッジが作れます。見本を拝見しましたが、結構大きいし雰囲気もあるのでやってみて損はないと思います。何より記念になるし、自慢も出来ます。

 常設展も久しぶりに行きましたが、なんともいえない良い感じ。

 会期中、妖怪にまつわる寄席や記念講演なんかも開催されるので、それに合わせていくとなお楽しめると思います。

 展示会場内には絵師が活躍した年表があって、それを見ると活躍した年代が一目瞭然でした。一門に入ると同じような名前が続くので、それもまた混乱のタネなのかなと思ったり。その絵師が誰から影響を受け、そして誰に影響を与えたのかもその表を見ると何となくわかるかなと思います。
 また、同じ題材を複数の絵師が描いていたりしているものもあり、そういうものを固めて展示してあるので絵師の違いが分かりやすいと感じました。
 個人的には月岡芳年が好きです。「新形三十六怪撰 小町桜の精」は二度見してしまいました。艶っぽいのだけど、存在感が儚げで。グラデーションが見事でついつい見とれてしまいました。

 特別展示で歴博所蔵資料にみる越後の妖怪コーナーもあって、新潟にも妖怪がいたんだなあと思いをはせたり。新潟県燕市の国上寺で育ったという伝説もある酒呑童子が、源頼光と頼光四天王に討たれる絵もありました。色彩や動きに勢いがあって迫力があります。討つほうも打たれるほうも力強い。

 一気に春を通り過ぎて初夏の日差しになりつつありますが、ちょっとしたクールダウンにはいい企画展なんじゃないかなあと思います。ぜひ。

浮世絵でみる! お化け図鑑

  • 著者/訳者:中右 瑛
  • 出版社:パイインターナショナル ( 2016-07-11 )
  • 単行本(ソフトカバー):240 ページ
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