選挙の投票は基本的に定められた投票日に定められた投票所で行うもの。しかし、「期日前投票」ならばもう時間と場所に縛られません。日曜日の投票なんてもう行けない!
かつてはなかなかめんどくさい手続きが必要だったらしい期日前投票(不在者投票)ですが、公職選挙法の改正により要件が緩和され、現在では事実上誰でも気軽に期日前投票ができるようになりました。一度期日前投票の味をしめてしまうともうやめられなくなるぞ!
期日前投票の魅力
いつでも投票できる
期日前投票所は告示日の翌日から投票日前日までの間、無休で開設されています。投票時間は投票日当日と同じ8時30分から20時まで(場所によっては例外あり)。
告示日から投票日までの期間は行われる選挙によって異なりますが、だいたい1週間から2週間ほどあるので、思い立ったときに投票できて大変便利!
どこでも投票できる
投票日当日は基本的に入場券に記載された投票所で投票を行う必要があります。一方、期日前投票は自分が籍を置いている市区町村内に設置されている期日前投票所であればどこでも投票おk! これヤバイ。
市役所や支所はもちろん、ショッピングモールなどにも設置されていたりするので、買い物ついでのエクストリーム投票も可能! 場所に縛られないので「指定された投票所がボロい……」とか「知り合いとの遭遇率高くてアレ……」という人にも期日前投票はオススメだ!
期日前投票の流れ
期日前投票の流れは以下のようになっております。
- 投票所で「投票所入場券」を提示
- 「期日前投票宣誓書」を記入
- 投票用紙を受けとって投票
通常と異なるのは「期日前投票宣誓書」の記入が入るところだけで、あとは通常の投票と同じです。
「期日前投票宣誓書」には氏名や住所のほかに投票日当日に投票できない理由を記入します。長岡市の場合は「仕事・学業・冠婚葬祭」や「旅行・外出など」といった選択肢があらかじめリストされていて、該当するものに丸をつけるだけの簡単仕様です。理由について「お兄さん、どこにいくの?」「何の仕事してるの?」「何色のパンツはいてるの?」などとつっこまれることはないので、適当にマルつけておk。
長岡市は入場券裏が宣誓書になっている!
お気付きだろうか……投票所入場券の裏面が「期日前投票宣誓書」になっていることに……
いつからかはよくわからないのですが、何年か前から長岡市の発行する投票所入場券は裏面に宣誓書が併記されるようになっています。
ここに住所・氏名・生年月日・理由を記入して持っていけば、期日前投票所で宣誓書を書く必要がなくなります。投票所でやることは入場券を出して投票するだけになるので、ほとんど普通の投票と変わりません。これ考えたヤツ天才。
期日前投票まぢオススメ
期日前投票の味を知ってからはずっと期日前投票です。もうやめられない。
選挙と言えばゼロ票確認ですが(誤った認識)、期日前投票でも一番最初の投票者にはゼロ票確認の参加権が与えられます。しかも! 期間中に投票箱がいっぱいになって投票箱の入れ替えが発生した場合にもゼロ票確認が発生するぞ! 朝が弱い人でも期日前投票所ならワンチャン!