新潟県立歴史博物館で5月27日(日)まで開催されている企画展「粋な古伊万里 -江戸好みのうつわデザイン-」の内覧会に行ってきました。
まずは今回のテープカッターズの皆さんです。左から
- 新潟県立歴史博物館 館長 斎藤良人
- 新潟日報社 執行役員長岡支社長 八木浩幸
- 新潟市文化財センター 所長 渡辺朋和
- 新潟県 副知事 溝口洋
- NST 営業企画本部 事業局長 高島裕介
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱(以上、敬称略)
司会はFMながおかアナウンサーの山田光枝さんでした。山田かわいいよ山田
はいカットー!(テープカットのやり方を事前指導したい。)
今回の企画展は「歴史的に貴重な〜」とか「ウン千万もする〜」という感じではなく、伊万里焼超入門といった雰囲気です。伊万里焼とはどういうものなのかをざっくり知ることができます。
展示を見ていくにあたり、「染付(そめつけ)」「色絵(いろえ)」「柿右衛門(かきえもん)」あたりの違いをパネルや実物を見ながら覚えると楽しくなります。あとは「青磁」と「白磁」の違い。青磁の色がジムの成形色っぽいと思ってしまうガンダム脳。
小さな文字で書かれた解説を読むのがダルいという人は、文字が大きめでポップ体のパネルをさらってくだけでもポイントが押さえられるようになっていますよ。ルビ付き&平易な言葉で書かれているので小学生でもOK。このあたりは前回の企画展のノウハウが活かされてるのかも?
展示の横にある赤い札はその器に描かれたモチーフの種類を示しています。
婚礼での伊万里焼の使用例なども交えつつ。
なんか撮ってるぞ……? と思ったら
「古伊万里くじ」でした。どんどん切り替わる画面をカメラで撮影する2355の「たなくじ」的なあんちくしょうです。
顔ハメもあります。展示は撮影禁止ですが、この記念撮影コーナーは撮影おk。
顔ハメ例。アンニュイな古伊万里の雰囲気がよく出ているかと思います。
展示の最後には気に入った伊万里焼の写真にシールを貼るコーナーがあります。
売店では古伊万里焼きを買うことができます。新潟県在住の作家による伊万里焼も並んでました。気になるお値段はひとつ数千円といったところ。ほかにもケースのほうではウン万円の茶器も売られていたりするぞ。見るだけならタダだ!
はるはやきもの
「古伊万里」という名前は聞いたことあるけどよくは知らない、というあなたにオススメ。焼き物はとかく難しいイメージがありますが、なんとなく知るにはいい企画展だと思います。「あ、こういう皿うちにある! あれって伊万里焼(風?)だったのか」という発見もあって、焼き物が身近に感じられるようになります。
関連イベント
- 講演会「伊万里磁器を楽しむ」
- 5月13日(日)13:30〜15:00(要申込)
- 古伊万里缶バッジを作ろう
- 4月21日(土)〜5月27日(日)の土・日・祝日 / 13:30〜16:00(受付は15:00まで。事前申込み不要)