クマの形のクッキーがアーモンドなどのナッツを抱いている「抱っこクマクッキー」を作ってみました! 「だっこクッキー」や「ハグベアクッキー」とも呼ばれるらしいです。これ、予想以上にかわいいです!
抱っこクマクッキーの作り方
クマ抜き型について
抱っこクマクッキーで一番メジャーなのがドイツの「BIRKMANN社」(バークマン社)のクッキー型。今回私が使ったのもBIRKMANN社のものです。長さ約70mm、幅約55mmのもので、Amazonや楽天では「中サイズ」と表記されているところが多いです。
この型がいま大人気で品薄だとか。Sサイズ(小)は在庫が多い模様ですが、アーモンドを抱かせるにはちょっと小さめかも。(※一番最初に出たレシピはたぶんSサイズなので、できないわけではありません。)どこの会社の抜き型でも問題ないですが、購入の際は「小さすぎ!」というサイズ間違いにご注意下さい。迷ったら大きめの方が吉。また最近は抱っこをさせやすいよう腕が長くなったタイプもあるのでそちらも良いかもしれません。
材料:抱っこクマクッキー(約30枚分)
- 薄力粉:240g
- 無塩バター:100g
- 砂糖:80g
- 卵:1個
- ナッツ:アーモンドやクルミ、カシューナッツなど30個ほど
- 打ち粉用の薄力粉:適量
生地の厚さによって変わりますが、上記の材料で30枚前後の抱っこクマクッキーが作れます。アーモンドは50g入りのもので50個ほど入っていたので、1g:1個の計算でだいたいの数が把握できます。参考まで。
生地のレシピは自分のお気に入りクッキーレシピがあればそれで構いません。お好きな方でどうぞー。
手順
- バターを常温に戻しておく
- バターをよく混ぜ、そこに砂糖を加えて混ぜあわせる
- 溶いた卵を少量ずつ入れて混ぜる
- 薄力粉を加えて混ぜる
- 手でひとまとめにする
- ラップで包み、冷蔵庫で30分-1時間ほど寝かせる
- 2〜3mmほどの厚さに伸ばし、型で抜く
- 顔を描き、ナッツを抱かせる
- 160度のオーブンで10-15分焼く
1. バターを常温に戻しておく
まずはバターを常温に戻しておきます。
2. バターをよく混ぜ、そこに砂糖を加えて混ぜあわせる
バターをよく混ぜ、ペースト状になったら砂糖を加えて混ぜます。
3. 溶いた卵を少量ずつ入れて混ぜる
卵をよく溶き、少量ずつ加えて混ぜ合わせていきます。
4. 薄力粉を加えて混ぜる
薄力粉を何回かに分けて加えて混ぜます。
生地の様子にあわせ、泡立て器と木べら(ゴムべら)を使い分けると作業がしやすいです。
5. 手でひとまとめにする
薄力粉を全て入れ、全体的に混ざってきたら最後は手を使ってまとめます。
6. ラップで包み、冷蔵庫で30分-1時間ほど寝かせる
生地をラップで包み、冷蔵庫に入れて30分-1時間ほど寝かせます。
7. 2〜3mmほどの厚さに伸ばし、型で抜く
生地を伸ばし、クマの抜き型で抜きます。
8. 顔を描き、ナッツを抱かせる
爪楊枝の後ろ側を使って目と鼻を描きます。かわいい顔にするコツは、目は離し気味に、鼻は近づけて描くこと。これでかわいい表情になります。
体の上にナッツを置き、手を折り曲げて抱かせます。
ナッツの上にのった手の部分の他、折り曲げている部分(肩)を押さえるとしっかり抱きかかえてくれます。オーブンに入れる直前にもう一度押さえておきましょう。
9. 160度のオーブンで10-15分焼く
天板に並べ、160度に予熱したオーブンで10-15分ほど焼きます。焼き時間は焦げ色の付き具合で調整してください。
オーブンから取り出し、粗熱がとれれば完成です!
ナッツは外れないの?
思ったより外れないけど、やっぱりいくつかは外れる
ちゃんと抱っこした状態になるかは気になるところ。実際に作ってみた印象では、思ったよりもしっかりとナッツを抱いた状態になる感じです。でもいくつかは手がはずれ、ナッツがとれてしまうものも。
ナッツがはずれにくくなるコツ
対処法としては、オーブンに入れる直前にもう一度しっかり押さえる、心配な場合は手の生地をくっつけちゃうのが良さそうです。
追記
ナッツがはずれなくなる方法を発見しました! 是非この工程を加えてください!
そんな感じ
これはかわいいぞ!
ちょっと前にネットで話題になったこのクッキー。いつもの材料に一手間かけるだけでこのかわいさ! 考えた人、すごいです。ネットで話題になったとはいえ、まだ知らない人も多いのでこれを作るとビックリされます。お子様にも大人気! バレンタインやホワイトデーに是非どうぞー!
参考
クッキー型 ハグベア ナッツが抱ける長い腕 くまのクッキー抜き型 馬嶋屋オリジナル
- メーカー:馬嶋屋 馬嶋屋菓子道具店 Majimaya Confectionery Tool & Gear Shop