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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

3月9日に起こる部分日食の時間と食分をまとめてみた

部分日食2009

 2016年3月9日に起こる日食の時間と食分をまとめてみました。2012年の金環日食から実に4年ぶりの日食です。

 各地の日食の初め、最大、終わりの時間と食分は以下の通り。南のほうほど食分が増えます。皆既日食を見たい方はインドネシアへどうぞ。

場所始め最大終わり食分
那覇9:29:0110:29:1911:33:550.335
福岡9:56:4810:45:5911:37:020.203
京都10:06:2510:45:5911:53:140.228
東京10:12:1111:08:2712:05:210.259
新潟10:19:0911:09:1611:59:530.205
仙台10:21:4611:13:2012:05:100.218
札幌10:38:5111:18:1211:57:350.128

気になるお天気

 気になる天気は全国的にくもり気味の模様。東のほうほど天気は良いようですが、一方で東のほうほど(北のほうほど)食分は少なくなるのでなかなか悩ましいところです。
 でも、最近は天気予報でくもりや雨になっていても、実際には晴れてたりすることも多いので、その晴れ間に賭けるしかない! また、曇り空の具合によっては雲越しに太陽が見える場合もあるので、油断は禁物だぞ。

部分日食2009
2009年に新潟県長岡市で観察された部分日食。雲がフィルタになって肉眼で直接観察できた。

日食の観察方法

日食グラス

県立ぐんま天文台
自作した日食グラスで観察

 日食グラスでの観察は一番メジャーな観察方法です。日食の規模にもよりますが、金環日食、皆既日食レベルになると日食グラスが雑誌の付録でついてくることもあります。フィルムを手に入れれば自作することも可能です。

鏡で壁に投影する

県立ぐんま天文台

 鏡で太陽の光を壁に投影する(反射させる)ことで日食を観察することが出来ます。反射させた光を人に当てないように気を付けてね!

ピンホールで投影する

県立ぐんま天文台

 テレホンカードの穴(もはや絶滅危惧種)のような小さな針穴を通して太陽の光を紙に投影することで日食を観察することができます。

県立ぐんま天文台

 木漏れ日が三日月形になったりするのもピンホールによる太陽の投影と同じ理屈。ただ、ピンホールは結構光の強さが必要で雲があると観察は難しいかもです。

天体望遠鏡で投影

県立ぐんま天文台

 天体望遠鏡を使って太陽を投影することができます。どこのご家庭にも1つはある死蔵している天体望遠鏡を有効活用するチャンスです。鏡での反射やピンホールに比べて大きく投影でき、黒点の観察なども可能です。絶対覗かないでね!

次の日食

 次の日食は2019年1月6日の9時頃スタートとなっております。以降の日食については以下を参照ください。

過去の日食の記事

 参考までに、過去の日食の記事もどぞ。

参考

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