
本日から始まった新潟県立歴史博物館の春季企画展「大正ロマン昭和モダン展-夢二と挿絵画家たち-」。実はその開催一週間前に「WEB特別内覧会」で一足お先に見てきていたのでした。
「WEB特別内覧会」とは、簡単にいうとブロガー向けの内覧会です。ブロガーだけでなく、FacebookやTwitterをしてる人でもおk。自分のブログやSNSで見学会のレビューを書く代わりに、作品の解説が聞けたり、普段は出来ない写真撮影が出来たり、記念グッズがもらえちゃったりするイベントです。

今回のWEB特別内覧会は4/19(日)の14時からの開催でした。参加者は、定員50名のところ、なんと! icoroズの2人も含めて5人でした。選ばれた精鋭である。そういえば、先回も5名だった。
まあ、如何せん、この日は桜の時期だったり、まつりの時期だったりしたので、先に予定が入っていた人も多かったようです。うちもこの内覧会がなければお花見にでも出かけようかって話してましたし。
大正ロマン昭和モダン展

今回の企画展では、大正から昭和初期にかけて、雑誌の表紙や挿絵などの商業美術の舞台で活躍した画家の作品が約250点展示されています。ちなみに今回も、昨年の夏に開催された企画展「歌麿とその時代」の時と同じく、中右瑛氏のコレクション大放出の模様。浮世絵だけじゃなかったのか……

前半は竹久夢二に始まり、蕗谷虹児、橘小夢、高畠華宵といった代表的な挿絵画家を作品やパネルで紹介しています。

作品の多くは雑誌の表紙や挿絵などですが、中には浴衣のデザインなどもあります。こうした作家が描いた便せんで手紙を書くということが流行になったりしていたのだとか。
画家の先生というよりは、今で言うところのマンガ家やグラフィックデザイナーなどに近い存在だったようです。

後半は同時期に描かれた作品が展示されています。基本的には美人画がメイン。中右氏は浮世絵というより美人画が好きなのかも……
雑誌の挿絵ということもあって、その時代の風俗が感じられる作品が多いです。そのあたりは浮世絵に通ずるものがある思います。

売店にはすでに、企画展で紹介されている挿絵画家に関連したおみやげがいっぱいならんでいました。うちで使っている風呂敷が夢二柄だったことに気が付くなど。
着物割引がある!

今回の企画展では、美人画にちなんで、着物で来場すると100円割引になる着物割引が設定されています。もちろん、過去の半券で2割引になるおなじみの「リピーター割引」も健在です。
もうちょっと人が増えると嬉しいな!

今回が2回目のWEB特別内覧会。人数が少ないと展示をゆっくり見られて良いのですが、もうちょっと人数が増えるともっと楽しくなると予感……!
次回のWEB特別内覧会は冬頃にあるかもしれないし、ないかもしれないし、というインサイダー情報を手に入れたので、参加したい人は今から予定を調整しておきましょう。参加者みんなで記事書いてウェブリングしちゃおうぜ!
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平成27年度春季企画展「大正ロマン昭和モダン展-竹久夢二と挿絵画家たち-」
- 会期: 2015年4月25日(土)から6月7日(日)まで
- 会場: 新潟県立歴史博物館 / 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
- 料金: 一般720円(570円)、高・大学生500円(400円)、中学生以下無料
(カッコ内は団体料金)
着物で来場した方は100円割引 - 開館時間: 9:30-17:00 (入館は16:30まで)
- 休館日: 毎週月曜日 (ただし、4/27、5/4は開館)
参考
- 新潟県立歴史博物館公式サイト | Niigata Prefectural Museum of History
- 新潟県立歴史博物館
- icoro : 新潟県立歴史博物館で開催されたWeb特別見学会に行ってみた
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