
「ふなぐち菊水一番しぼり」を冷蔵庫で長期保存すると熟成されて味が変わってくると言う話を聞いてから、毎年一本ずつ増やしています。
「ふなぐち菊水」は火入れをしていない生酒であるため、時間が経つにつれて熟成が進みます。生酒は痛みやすいため、ご家庭で長期熟成させることはなかなか難しいのですが、その点、菊水は缶で密封された生酒であるため、ご家庭の冷蔵庫で気軽に長期熟成が楽しめる酒缶なのであります。

そんなわけで、ホントに変化するのか調べるために、毎年同じ時期に1本ずつ菊水を購入して保管しております。

ただ、ここまで貯まってくると、なんか開けるのがもったいなくなるというのに加えて、そもそもあまり酒を口にしないのでこんなに一気に飲めない、という理由でどんどん貯まる一方だったりするわけです。
正直持て余しているので、そのうち飲み比べ会でもやろうかと思っている。
初物と2年物を飲み比べてみる

諸事情により2012年ものが2本あるので、この機会に2年物と初物を飲み比べてみることにしました。

左が2012年製造で右が2014年製造。缶の見た目だけではどちらがどちらか分かりません。

開封して、おちょこにも注いでみました。比べてみると2012年のものがちょっと黄色っぽい。

2年物は若干とろみがあるような感じがします。アルコールのピリピリとした感じは薄まっており、口当たりまろやか。しかし、風味は強くなっていて、紹興酒のような香りもありました。結構こゆいので、オンザロックなどすると飲みやすいかと。

50円多く払うか1年待つか

実際結構味違いました。2008年物はどんなことになっているのか……
「菊水を熟成させるとうまい!」と言う話は結構有名な話のようで、メーカーである菊水酒造からも1年間熟成させた「熟成ふなぐち菊水一番しぼり」が販売されています。
50円増しで熟成菊水を買うか、普通の菊水を1年間熟成させるかは、自由だー!
参考
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「ふなぐち菊水一番しぼり」飲み比べセット新米、熟成、通常版3種類×200缶×10本【送料無料】【楽ギフ_熨斗】【RCP】【02P13Dec14】 価格: 感想:13件 |