我が家の冬の定番あったか飲み物、それは酒粕で作る「酒粕甘酒」。水と牛乳の割合を半々にした「酒粕ミルク甘酒」もおいしいのですー。お正月に買って余っている酒粕を大量消費したいという方は是非どうぞ! 簡単に作れてすごくあったまります! もちろん甘酒が好きな人にもオススメ!
このレシピの生い立ち
学生時代のバイト先に置いてあった主婦御用達の雑誌「オレンジページ」に「余った酒粕の消費方法・ミルク甘酒の作り方」として載っていたレシピです。気が付けばもう10年前の話。。そのレシピをちょっとアレンジ、以来ずっと我が家のお気に入りメニューになっています。
酒粕甘酒の作り方:2〜3人分(カップ2〜3杯分)
用意するもの
- 水:2カップ(400cc)
- 酒粕:80g
- 砂糖:大さじ2〜3(18〜27gくらい)
作り方
- 鍋に水と酒粕を入れて火にかける
- 火にかけながら酒粕が溶けるまでよく混ぜる
- 酒粕が溶けたら、砂糖を入れてできあがり!
すり下ろした生姜や絞り汁を入れて生姜風味の甘酒にするのもいいですよ!
酒粕ミルク甘酒の作り方:2〜3人分(カップ2〜3杯分)
用意するもの
- 水:1カップ(200cc)
- 牛乳:1カップ(200cc)
- 酒粕:80g
- 砂糖:大さじ2〜3(18〜27g)
水の量を半分にし、その分を牛乳に変えるだけ!
作り方
- 鍋に水と酒粕を入れて火にかける
- 火にかけながら酒粕が溶けるまでよく混ぜる
- 酒粕が溶けたら砂糖と牛乳を加える
- 煮立たせないよう注意し、温まったらできあがり!
おいしく作るコツ
火の強さ
アルコールを飛ばしたい時は煮立たせてしまうのがおすすめ。ミルク甘酒の場合は酒粕を溶かした段階で沸騰させ、それから牛乳を入れると良いです。逆にお酒の香りを楽しみたい方は沸騰させてしまわないように弱火で、そして手早く作ると美味しくできます! 私は沸騰させないよう細心の注意を払う派です。
便利アイテム:味噌漉し
酒粕がきめ細かくなるまで溶かすのがなかなか大変なのですが、味噌汁を作る時に使う味噌漉しを使うととっても便利です。これを使うようにしてから作る時間が劇的に短縮されました。自宅にある方は是非。
この他、少量の水に酒粕を入れレンジで10秒ほど加熱する、または酒粕を数時間〜半日くらい水に浸しておくと溶けやすくなります。レンジで温める場合は焦げやすいのでご注意を。5秒ほどかけて様子を見る、もう5秒……を繰り返す感じがおすすめです。
酒粕、砂糖の量はお好みで
酒粕や砂糖の量は最初に見たレシピにそって書きましたが、自分はもう目分量で作っちゃってます。じつは久しぶりにレシピを読み返しました。。濃さや甘さはお好みにあわせて調整してみて下さい。とりあえず言えることは、甘いはうまい。砂糖多すぎじゃ!? と思いますが、この甘さが美味しいのです。ぐぬぬぅー。
酒粕が余ったら、そして甘酒好きさんはお試しあれ!
もっと簡単に酒粕甘酒を作りたい方はカップと電子レンジを使う方法がおすすめ。1人分が簡単にでき、洗い物も減らせちゃいます!
とろみもつくので、冷めにくく、1杯でぽかぽかあったまります。我が家で人気なのはミルク甘酒。冬の寒い夜にこれをハフハフしながら飲むのがいいのですー。お正月のお料理用に買った酒粕が余っている方は是非お試しあれ。
ちなみにうちではこの酒粕甘酒を作るためだけに酒粕を買ってきます。今回は「長者盛」や「寒中梅」でおなじみ、新潟県小千谷市にある「新潟銘醸」の酒粕を使用。いろんな酒蔵の酒粕で試してみるのもいいと思いますよ!