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大人でも大丈夫!1ヶ月で箸の持ち方を直す方法

持ち方

 「実は箸の持ち方が正しくなくて……」と密かに悩んでいる全国のみなさんこんにちは。私も間違った箸の持ち方をしていた一人です。箸の持ち方を直すのってものすごく大変なんだろうなー、つらいんだろうなー、と思っていたのですが、気がつけば苦労らしい苦労もなく1ヶ月で完璧に矯正完了。

 自分が直した経験を踏まえ、1ヶ月で正しい箸の持ち方になれる方法をまとめてみました! 大変なこと、痛いことや我慢が嫌いな私がオススメする方法なので、今まで挫折したことがある方にも。これであなたも正しい箸の持ち方ができるようになりますよ!

 それではまず、私がやっていた間違った箸の持ち方を公開。

持ち方

 なんだか自己主張強すぎな中指。握り箸にも見えてしまう持ち方です。

持ち方

 箸を開いたときの図。これで開けるのはある意味器用。

持ち方

 サンプル写真が撮れたのでこれも紹介。左利きの人です。いわゆるクロス箸。

 このような間違った持ち方をしている人でも、たった1ヶ月で正しい持ち方にすることができますよ!

正しい箸の持ち方を確認

こうやると正しい持ち方に!

 正しい持ち方を確認。以下のようにすると正しい持ち方になります!

持ち方

1. まずは箸を1本だけ使います。鉛筆の持ち方と同じく、親指、人差し指、中指の3本で箸を持ちます。

持ち方

2. もう一本の箸を親指付け根から指の間に差し込みます。

持ち方

3. 中指は箸と箸の間に来るようにします。これで正しい箸の持ち方になります!

 それでは、いよいよ持ち方を直す方法に入りますよー!

箸の持ち方を直す方法

と、その前に。

 箸の持ち方を直そうとすると、最初は上手くつかめなかったり、力が入らなかったり、すぐ手が痛くなってしまったり。そういったことが嫌で今まで挑戦しなかった、または挫折してしまったという人も多いのではないでしょうか。

なぜ最初はうまく持てないのか。

 箸の持ち方を直している時に気が付いたのですが、箸は簡単に持っているようでいて、じつはけっこう指先の筋肉を使っているのです。普段、間違った箸の持ち方をしている人が正しい持ち方にした場合、手の筋力がほとんどない状態になります。だからすぐに手が痛くなったり、まったく力が入らなかったり、どこをどう動かせばいいのかすらわからない……となってしまうのです。

箸の持ち方を直す=指先に筋力をつける

 以上のことから「箸の持ち方を直す」=「指先に筋力をつける」、これが重要だという結論に至りました。精神論じゃないんです! 筋力なんです!
 筋力は1日や2日ではつけることはできません。そして一気にやるよりも細く長く続けるのがコツなのです。

1ヶ月かけて指先を鍛えるトレーニング

 自分が持ち方を直した時の経験、そして筋力の付き具合を踏まえ、4段階に分けて持ち方を直す方法を組んでみました。筋力、筋トレと聞くと厳しい練習を想像する方も多いと思いますが、今回紹介する方法は「手が痛くなったらやめてよし!」「疲れたらやめてよし!」という、ゆるーい方法です。1ヶ月かけてちょっとずつ新しい持ち方に慣れていきます。

 1ヶ月後、そこには正しい箸の持ち方で優雅に食事を取るあなたの姿が! 箸の持ち方を直したいと思っている方は是非試してみて下さい!

正しい箸の持ち方に直す4つのステップ

双葉SA

以下のような4つの段階を経て持ち方を直します!

  1. 一口目だけ正しい箸の持ち方で食べる
  2. 二口目まで、三口目までと無理をせずに回数を増やす
  3. 2〜3週間後:無意識に最初の一口が正しい持ち方に
  4. 1ヶ月後:一食全てが正しい持ち方で食べられるように!

第一段階:一口目だけ正しい持ち方で食べる

 第一段階は、食事の際の一口目だけを正しい箸の持ち方で食べてみて下さい。まずはそれだけOK!

 上でも書きましたが、正しい持ち方にすると最初はうまく食べ物をつかめません。ここで無理をして一食まるまる食べようとするとかなりのストレスに。誰でも辛いこと、苦しいことは嫌なものです。そしてそういうものは長く続けられません。一口だけ正しい持ち方にする。これなら簡単ですよね? でもこれが大きな一歩となるのです!

第二段階:二口目まで、三口目までと無理をせずに回数を増やす

 一口目が問題なくできたら二口目まで、三口目までと回数を増やしていきます。初日から三口くらいいけちゃう人もいるかも? ポイントはとにかく無理をしないこと。手が痛くなったらそこでやめて下さい。むしろ痛くなる前にやめるのがおすすめです。ここで無理をすると挫折する原因になります。

第一・第二段階のポイント:場面に合わせて、臨機応変に

 「最初の一口を正しい持ち方に」と言いましたが、忘れていた場合は途中の一口で構いません。「一口目を忘れてしまった!」と気にする必要は全くないです。一回の食事の中で一回でも正しい持ち方をしていれば大丈夫。そのへんはゆるーく、臨機応変にいきましょう。
 また「今日の食事はフォークだったんだけど……」という時も気にする必要はなし。箸を使う時だけ気にしてみて下さい。

 あと、最初はどうしても食べるのが遅くなってしまいます。「今日は急いで食べないと時間が!」というときは今までの持ち方でOK。指先の負担もそうですが、生活に響かないようするのも続けるポイントなのです。

第三段階:無意識に最初の一口が正しい持ち方に

 最初の一口を正しい持ち方にするよう気をつけ始めて2、3週間。このあたりで無意識に正しい持ち方になっている時が出てくるはずです。そうなれば完璧になる日は近いです!

 この頃には食事の半分近くは正しい持ち方で食べられるようになっているのではないでしょうか? これはしっかり筋力が付いてきている証拠。無理せず楽して筋力が付いてきたはず!

 食事の途中で手が疲れたら昔の間違った持ち方にして問題ありません。正しい持ち方・手が疲れたら間違った持ち方・疲れが取れたら正しい持ち方……というように持ち方を切り替えて繰り返すのもおすすめです。

第四段階:一食全てが正しい持ち方で食べられるように

 最初の一口からはじめて1ヶ月。一口、二口と増やしてきた正しい持ち方での食事ですが、そろそろ一食全て食べられるようになってきたのでは? 魚の骨などまだ細かいところは難しいかもしれませんが、ここもゆるーく追々でいきましょう。

 ゴールは正しい持ち方で完食すること。手が痛くならずに一食完食できたなら、あなたはにもう正しい箸の持ち方が身についています。これからは自信を持って大丈夫ですよ!

大人になってからでも直せます

沼津魚がし鮨
お魚をきれいに食べるのが目標です。

 という感じで、最初の一口から始める箸の持ち方直し方講座、いかがでしょうか。自分はたしか中学3年の頃に持ち方を直したような。そしてペン・鉛筆の持ち方は30歳で直しました。

 持ち方は意識と筋力の問題。直そうと思えば年齢に関係なく、いくつになっても直せます。むしろ大人になってからの方が直しやすいと思うのです。

SNSを利用するとよいかも。

 簡単に直せるとはいえ、続けていくには1人だと心が揺らいでしまうことがあるかもしれません。そんな時はSNSなどで「持ち方を直そうの会」を立ち上げてみるのがオススメです。いやまぁわざわざ立ち上げなくてもいいんですけども「今日も続けてます」「一食、全部食べられた!」とか書き込んで報告する場があると続けやすくなります。一緒に持ち方を直す仲間がいる、これほど心強いことはありません。

 私が鉛筆の持ち方を直したときは「持ち方直すズ」を結成しました。箸の持ち方を直す人とともに日を決めて経過報告をFacebookに書き込み。お互いに「いいね!」を押し合い、2人とも持ち方を直すことに成功しました。「持ち方直すズ」、おすすめですよ!

ちょっとダイエットになるかも。

 体重が気になる人にはうれしいお知らせ! 箸の持ち方を直そうとすると最初は食事の時間が長くかかります。そして大きいものは挟みにくいので、結果、一口分が小さく。気がつくとちょっと痩せてたんですよ! 持ち方直しダイエット、いいですよ! ただし正しい持ち方に慣れてくると体重は元に戻ります!

気になったとき、それが直すとき。がんばってみませんか?

 これを読んだ貴方は「いつか持ち方を直したいとは思っているんだけど……」と考えているはず。箸は正しい持ち方をしていて損はないです。間違った持ち方はやっぱり損しちゃうなーと思います。自分磨きの前にまずは箸の持ち方直しを。

 これから食べるその一口を正しい持ち方で食べてみる。スタートはそれだけです。あなたも無理せず直してみませんか? よし! と思った方、1ヶ月がんばってみてください!

追記

 箸の持ち方の直し方に続き、鉛筆・ペンの持ち方の直し方もまとめました! ペンも指先の筋力が重要! こちらも同じく1ヶ月で直せちゃいますよ!

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