死蔵してるスピーカーをテレビにつなごうと思って安いデジタルアンプを購入してみました。これが意外に期待以上の音だった!
最初、ピンプラグ(RCA)入力に対応したアンプ内蔵のスピーカーを探していたのですが、ピンプラグ接続となるとホームシアター用スピーカーシステムのような、ちょっと大げさなものになってしまうみたいです。安い小さめのスピーカーはミニプラグだけしかない。
「んじゃ、アンプだけ買って、手持ちのスピーカーつなげば良いんじゃね?」と思って調べたら、このLepai(読み方分かんない)というメーカーのLP-2020という製品が出てきました。
他は数万円が当たり前の中、これは3000円弱というダンチな安さ。でも音質は良いらしい。当たり外れも大きいようですが、ダメでも3000円弱なら宝くじが外れたと思ってあきらめられるというものさ……
設置して音を出してみたら想像以上にクリアな音で驚きました。久しくこういう音で音楽聞いてなかったわー。テレビだけじゃもったいないのでCDプレイヤつないでいろいろ聴いてみたりしてます。
電源ON/OFF時にポップノイズが入るのがちょっと気になるかも。でも、ちょっと気になるけど、わざわざ対策をするほどでもないというビミョーなところでしょうか。自分は放置してます。
どうやら、このアンプに使われているトライパス社のTA2020というデジタルアンプチップの評判が良いらしいです。ブラインドテストで10万円以上するアンプに勝ったとかいう伝説も目にしました。
ただ、残念なことにトライパス社はもう倒産しているらしく、TA2020チップも既に市場に出回っている分しかないようです。TA2020を使ったMade in Chinaのデジタルアンプは今回購入したLP-2020の他にもいろいろ存在している模様。気になる人はなくなる前に購入しておいた方が良いかもめ。この手の中華デジアン(中国製のデジタルアンプ)はACアダプタが別売りだったりするので購入時はその辺りも要チェックです。
TA2020を使った自作用キットもあるようなので、部品をいろいろ組み合わせてさらに高見を目指すのも一興。単純にアンプが欲しい人は、中華デジアンの方が自作するより楽だし安いと思います(ハズレを引かなければ)。