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電子書籍出版にあたってのあれこれ その4 Kobo Writing Life

 楽天の子会社となったことで、(良くも悪くも)日本での知名度が一気にあがったkobo。TSUTAYAなどでも売られているのを目にするようになりました。そんなkobo向けに電子書籍を出版出来るサービスが「Kobo Writing Life」です。
 ただ、現在のところ、楽天koboのウェブサイト上には「Kobo Writing Life」へのリンクが存在しません。このサービスが今後継続されるのかもよく分かりません。

 「Kobo Writing Life」で出版するには、楽天IDが必要です。kobo accountは新規取得が出来なくなっているかも。
 基本設定が完了すると「本を売り始める前に支払先の設定をやっといてね」的なことを言われます。ところがこの支払い設定、外国仕様であるため、銀行の支店名や支店番号などを入力する欄がありません。とりあえず、むりくり日本の銀行を登録してみたのですが、Googleのようにテストデポジットが振り込まれるということもないので、果たしてこの設定が有効なのかどうなのかもよく分かりません。

 書籍の登録自体はAmazonと同じくらい簡単です。タイトルやカテゴリを決め、ファイルをアップロードし、DRMの有無を決め、価格と公開日を設定するという流れ。アップロード出来るファイル形式は .epub, .doc, .docx, .mobi, .odtとなっています。価格は好きなように決められますが、だいたい2ドル以下だと印税率が45%になり、2ドルよりも高いと70%になるみたいです。
 出版すると翌日には「楽天kobo」の電子ブックに表示されるようになります。

楽天kobo
ちゃんと登録した書籍が表示されるのか心配だったのですが、数日で楽天koboのページで表示されるようになっていました。

ちょっと様子見が必要かも

 楽天によるkoboの買収に伴って、www.kobobooks.comへのアクセスはとりあえず楽天koboにリライトするようにしてある感じ? その上で、楽天koboではまだWriting Lifeを展開する準備が出来ていない、あるいは展開する気がないため、Writing Lifeだけちぐはぐな状態で取り残されてしまっているような感じがします。
 このままフェードアウトするのか、てこ入れがあるのか、様子見という感じです。

参考

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