今年は元旦に月食があったばかりですが、今度は今週末の1/15(金)に部分日食があるそうです。今度の日食は太陽が欠けたまま日没となるそうなので、日本海に面した地域に住んでいる人は有利かも。夕日と日食のコラボレーション!
1月15日夕方、関東より西の地域で太陽が欠けたまま西の空に沈んでいく部分日食(日入帯食)を観察することができます。この日食は、中央アフリカからモルジブ、中国にかけての地域で金環日食となります。
部分日食が観察出来るところが国立天文台のウェブサイトで出ていました。

これによると新潟県内では長岡以西で部分日食が観測出来ることになっているようです。ただ、シミュレーションを見ると、柏崎辺りでもギリギリと言う感じ。上越-糸魚川辺りまで行けば、まあまあ、と言う感じです。
県内では最も食分が大きくなるであろう糸魚川の日食はこんな感じです。

糸魚川市の場合、食の初めは16:46:32。16:54:52(食分0.108)には日の入りとなってしまいます。わずか8分20秒の日食です。その他の県内地域の日食予想時間は以下の通り。
市町村 | 食の始め | 日の入り(食分) |
---|---|---|
出雲崎町 | 16:46:25 | 16:50:15(0.050) |
柏崎市 | 16:46:30 | 16:51:15(0.062) |
上越市 | 16:46:35 | 16:53:06(0.084) |
糸魚川市 | 16:46:32 | 16:54:52(0.108) |
佐渡市 | 16:45:56 | 16:50:24(0.058) |
さて、気になる天気ですが、週間天気予報によると、15日の新潟の天気は「雪」。新潟で日食を見るのは難しいかも…(新潟はホントに天気に恵まれない…)
でも、昨年の日食も、天気が悪いながらも見ることが出来ましたし、元旦の月食も雲の隙間から見えたと言う話があるので、もしかしたら都合良く雲が切れてみられるかもしれませんよ!
ちなみに、見られる地域と天気を考え合わせると、確実に見たいならば近畿地方以西の地域まで出なければいけないようです。関東地方は、天気は良いのですが、山があるので観察は難しいかもしれません。沖縄まで行けば完璧!