「パケホーダイ ダブル」が一般的になってきて、「パケ死(高額なパケット代により支払不能の状態に陥ること)」という言葉も死語となりつつある現在。今更、料金案内アプリも内だろうという方もいるかもしれませんが、以外と便利ですよ。
いよいよ「ドコモ料金案内」アプリの話。
「ドコモ料金案内」アプリはその名の通り、料金が分かるiアプリです。分かるのは前日までの通話料、パケ代、パケット量、残りの無料通話分など、料金診断をするのに欠かせない情報がすぐ分かります。グラフ表示も出来るので、数字アレルギーの人も安心(?)。毎日更新されるグラフを見ていると、どのサービスを利用するとだいたいどれくらいパケ代がかかるのか、といったこともだんだん予測できるようになってきます。
また「ドコモ料金案内」アプリはドコモから提供されているアプリで、このアプリのダウンロードにかかるパケ代は無料。さらに、料金情報を取得するのにパケット通信が必要ですが、「ドコモ料金案内」アプリはこのパケ代がなんと、無料。つまり、このアプリを使用するのにパケ代は1円もかからないのです。もちろん、月額費用のようなものもありません。
というわけで、自分は機種変したときにまずこのiアプリを入れます。世にiアプリは数あれど、これほどまでに有用なiアプリを自分は他に知りません。
ダウンロードからインストールまで
というわけで、さっそく携帯に「ドコモ料金案内」をインストールしてみましょう。
「ドコモ料金案内」アプリをダウンロードするには以下の順にリンクをたどっていきます。パケ代はかかりません。ただ、ダウンロード画面にたどり着くまでにネットワーク暗証番号が必要なのであらかじめ確認しておきましょう。
iMenu > お客様サポート > 料金確認・診断 > 料金の確認・お支払い > ドコモ料金案内-iアプリ版ダウンロード > ネットワーク暗証番号 > iアプリ料金案内 > ダウンロード > [ダウンロード]
バージョン3.0以降のものはiウィジェット対応端末のみ利用可能です。それ以外の機種ではバージョン3.0以前のものを利用します。
以上でインストールは完了です。
設定
「ドコモ料金案内」アプリは起動時に最新の料金情報を取得するようになっていますが、このままでは毎日手動でドコモ料金案内を起動する必要が出てきてしまい、あまり便利とは言えません。
そこで、データを自動取得するように設定します。
設定の方法や使用している用語が機種によって違ったりすると思うので、ここでは自分の使っているP-01Aでの設定方法を書きます。詳しいことは取扱説明書を参照してください。
まずはiアプリの自動起動設定を有効にします。
MENU > iアプリ > iアプリ設定 > 自動起動設定 > 許可する
次に「ドコモ料金案内」アプリの「自動起動時刻設定」を開きます。
MENU > iアプリ > ソフト一覧(本体) > 「ドコモ料金案内」を選択状態にして「機能」 > 自動起動時刻設定
ここで「時間間隔設定」にチェックを入れて「完了」すると、5時間から7時間おきに自動的に最新の料金情報に更新します。基本的にはこちらだけチェックを入れておけば問題ないようです。
ただ、ワンセグの録画予約の時間とこの自動起動の時間がかぶると、ワンセグの録画があんまりうまくいかないことが多いみたい?これに関しては全くの未確認です。ですが、自分の場合、ある特定の時間の録画がいつもうまくいってなかったのですが、この自動起動の設定を切ってからは普通に録画されるようになりました。何か関係あるんでしょうか。。
というわけで、知らないうちに起動されるのは困る、という方はもう一方の「起動時刻設定」の方を利用すると良さそうです。
「起動時刻設定」にチェックを入れて「完了」すると、「起動時刻設定」の画面になります。ここで起動したい時刻(日付もありますが繰り返しを設定する場合はあまり気にしなくてもOK)と繰り返し期間を設定します。料金情報は10:00頃に更新されるそうなので、自分は毎日12:00に起動するように設定しています。
案内内容は毎日午前10時ごろまでに更新します。ドコモ料金案内 : ご注意事項 | 料金・割引 | NTTドコモ
ただし、設定した時刻に通信状態が悪い場所にいた場合、情報が更新されないので注意が必要です。まあ、1日、2日情報が更新されなくても、そんなに困ることはないのですが。
以上で設定は完了。あとは毎日自動更新され、右肩上がりに伸びていくグラフを眺めるだけです。
毎日の料金の推移を眺めていれば、請求書を見て愕然とすることも減るでしょう。今月は前半でちょっと使いすぎたから、後半はセーブといった事も出来るようになります。
あなたも「ドコモ料金案内」アプリを活用して、素敵な節約モバイル生活を送りましょう!
「ドコモ料金案内」アプリのススメ 目次
- その1 – 恐るべきパケ代
- その2 – 「パケ・ホーダイ ダブル」の仕組み
- その3 – 「ドコモ料金案内」アプリを使う