8/31まで無料解放中の長岡市(旧・越路町)にある豪農の館「長谷川邸」に行ってみました。
母屋と新座敷を回ったので、最後に「旧長谷川家収蔵品展示室」を見てみました。
外見はなんだか古いですが、中はすっかり改装されていて、とても綺麗です。見かけにダマされてはいけません。ちなみにトイレもここにあります。
出入り口のホール。写真の奧の部屋が展示室になっています。
すっかり忘れていましたが、長谷川邸は「蔵」という映画の舞台にもなっています。そう言えば昔、テレビでそんなことを言っているのをみたことがあるような。
なぜか展示されていたゾウやシカの足跡。100万年くらい昔はこのあたりにもゾウがいたらしいです。
展示室には主に長谷川家に収蔵されていた資料が展示されています。
ものすっごい蒔絵が施された弁当箱など。すごく…セレブリティです…
こちらは傘の形をした弁当箱、その名も「蛇の目型弁当箱」。粋というべきか、無粋というべきか、困ります。
森鴎外の書。長谷川赳夫(たけお)の祖母にあたる長谷川千穂子の米寿の祝いに送られたものだそうです。
こちらは山本五十六の書。長谷川赳夫は山本五十六と親交があったとか無かったとか。
同じく山本五十六からの手紙。長谷川赳夫の妻 初の訃報を知った山本五十六が赳夫宛に書いたものだそうです。
長谷川家と関係ないのですが、山本五十六の手紙って結構あちこちで見る気がします。筆まめだったんですかね。
長谷川邸は中越地震・中越沖地震両方で被害を受けており、その被害の状況が写真で紹介されていました。
母屋から収蔵展示室までを繋いでいる石畳の脇に消雪パイプがありました。こういうのを見ると雪国って感じがします。冬は閉館しているので、冬期間の管理用でしょうか。
長谷川邸
所在地 | 新潟県長岡市塚野山773番1 |
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開館期間 | 6/14-11/30 |
開館時間 | 9:00-16:30 |
料金 | 大人420円(360円) 小人210円(150円) カッコ内は団体(20名以上)料金 2009/6/14-8/31まで無料解放 |