※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

無料開放中の長谷川邸に行ってみた – 新座敷編

 8/31まで無料解放中の長岡市(旧・越路町)にある豪農の館「長谷川邸」に行ってみました。
 あらかた母屋の中を回ったので、次は母屋の奧にある「新座敷」に入ってみました。

長谷川邸

 「新座敷」は「新」とつく通り、母屋よりも後に作られた建物です。とはいっても、寛政5(1793)年に作られたられたそうですが。(寛政の改革最後の年。。)

長谷川邸

 新座敷から見える庭の様子。

長谷川邸
長谷川邸

 こちらの庭はいくらか手が入っているように思えますが、それでもやはり、無造作な感じがします。

長谷川邸

 新座敷の北側の廊下にカットしたバームクーヘンのような形のくぼみがありました。

長谷川邸

 こちらはひょうたん型。他にもあるのかと思って探してみたのですが、どうもこの2つだけのようです。何か意味があるのか、どういう名前なのか、よく分かりませんでした。ググってみたのですが、それらしい検索結果も出ず。
 とても特徴的なもののように思うのですが、特に説明文もないところを見ると、別に特別なものではないのでしょうか。

長谷川邸

 新座敷の奧には「井籠蔵(せいろぐら)」という蔵があります。中になにか展示品があるのかと思ったのですが、別に何もありませんでした。そして、意外に狭い。。6畳あるかないか、といった印象。

長谷川邸

 井籠蔵の前に並んでいたフタ。どうもこういうものを見ると肥だめ的なものを発想してしまうのですが、実際にはこの中に水や土、砂が入っている(いた?)らしいです。火事の時はこの土や砂を使って蔵の隙間を埋めて、火の侵入を防ぐのだとか。なるほど。
 でもその前に、広い敷地があるのだから、わざわざこんな燃えやすい建物のそばに蔵を建てなければ良かったのでは?と思ったりしたのですが、まあ、いろいろ事情があるのでしょう。

長谷川邸

所在地新潟県長岡市塚野山773番1
開館期間4/1-11/30
開館時間9:00-16:30
料金大人420円(360円)
小人210円(150円)
カッコ内は団体(20名以上)料金
2009/6/14-8/31まで無料解放

関連する記事