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長岡造形大学の2009年6月デッサン教室へ行ってみた – 後編

 6/20(土)に高校生を対象にして開催された「2009年長岡造形大学6月デッサン教室」へ行ってきました。後編は午後からの様子です。

2009年長岡造形大学6月デッサン教室

 前編はこちら。

 お昼の休憩は1時間とってありましたが、昼食を食べ終わった人から教室に戻って描いていました。みんな偉い。もうちょっと休憩とってもいいと思うぞ!

2009年長岡造形大学6月デッサン教室
2009年長岡造形大学6月デッサン教室

 午後からは持参作品の講評がありました。作品を持ってきた人は別室で講評を受けます。描き慣れている人が多いのでレベルが高いです。頭の奥行きをもっと、髪の質感が、と指導内容が高度。この人うまかったです。(びっくりした。)

2009年長岡造形大学6月デッサン教室

 集中して黙々と描き続け、そろそろ終了時間。みんな仕上げに入ります。
 途中、みんなで立ち、他の人の作品を見て回る時間もありました。また自分の作品もたまに離れて見ると良いという指導も。

2009年長岡造形大学6月デッサン教室
2009年長岡造形大学6月デッサン教室

 終了ー。ひとり当たりの時間を多くするため、講評は3部屋に分かれて行われました。作品はこのようにひとつひとつ講評してもらえます。
 先生が持っているのは一緒に行った高校生(美術部員の1年生)の作品。デッサンは初めてでしたが、予想以上にうまく描けています。もう少し濃さにメリハリがあるとよい、でも布の質感はなかなかうまいとのこと。後で本人に聞いたところ、なんか心配でなかなか濃くできないそうで。その気持ちすごくわかります。

2009年長岡造形大学6月デッサン教室

 こちらの3作品は参考作品としてれ選ばれたもの。参考作品はやっぱりうまいです。メリハリがあり、しっかり書き込まれています。そしてパースを意識しているのが伝わってきます。(ここが初心者と描き慣れている人の差という気がします。)
 何回か通っている人はの中には参作に選ばれるのを目指している人もいそうですね。

感想など

 今回初めてデッサンをしたという人が多いのにみんなうまかったです。小さく、自信なさそうな絵を描いている人が1人もいないことに驚き。(私が高校の頃はしばらーく小さくてへろへろな絵しかかけませんでした。)やはりこまめに先生が見てくれるのが良いようです。

 1日で終わるので夏期、冬期のデッサン教室よりも気軽に参加できます。初めての人はまずこれに参加してみるのがおすすめです。
 1日の教室は今回試験的に開催したようですが、これからも開催して欲しいと思いました。いきなり数日にわたる教室は大変。まずこの一日の教室で雰囲気に慣れ、それから夏期・春期に挑戦できると良いと思います。これだけ好評だとこれからも開催されるかも?

関根的デッサン教室ワンポイントアドバイス

 その日のうちに描いた絵を持って帰りますが、紙ではなくボードなので丸めることができません。運びやすくするためだけでなく絵を保護するためにもボードを入れる袋を用意しておくと良いと思います。ボードのサイズはA3かB3。(うろ覚えですみません。。)

 持参するものとして指定されている鉛筆や羽根ほうきなどのデッサン用品は大学内の売店で当日買うことができます。必要なものが揃えてあるので迷わず買うことができて便利です。
 デッサン教室で必要なものを売店で買った場合の価格は鉛筆(2H-3B・STAEDTLER社製)1本136円x6,7本、羽根ほうき500円、練り消しゴム120円、フィキサチーフ(定着液)800円、はかり棒80円。3,000円ほど用意しておけば大丈夫です。(鉛筆が高い印象。)フィキサチーフは数人で一緒に使えるので友人と行く場合はみんなで1本でOK。

 みんな黙々と描いているので参加者同士の会話はほとんどないです。なので学年を気にする必要はなし。(もうちょっと会話があっても良い気もしますが。)1、2年生も気後れせずに参加してみると良いと思います!

最後に

 事前に許可は取ったものの、いきなり卒業生がお邪魔。にもかかわらず当日はいろいろな先生が声をかけて下さり、みなさん優しくしてくれました。お話もたくさんできてよかったです。また事務局の方にも申込みの時から大変お世話になりました。
 本当にありがとうございました!また何かの折に伺います!

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