※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

県立歴史博物館の春期企画展「火焰土器の国」に行ってみた

県立歴史博物館-火焰土器の国

 新潟県立歴史博物館(歴博)で行われている春期企画展「火焰土器の国」を見に行ってみました。

 県内はもちろん、県外で出土した縄文土器を一堂に展示しています。これは、縄文土器マニアにはたまらない展示です。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 入ってすぐの所に置いてある火焰型土器。一番最初に火焰土器を持ってきたのか?と思いきや、火焰型土器でした。馬高遺跡出土のものには違いありません。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 では、火焰土器はどこにあるのかというと、こちらの展示スペースでした。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 こちらが馬高遺跡から出土した土器の展示スペース。写真中央にあるのが「火焰土器」です。火焰型土器の他に王冠形土器も展示されているので、他の土器と比較しながら見ることが出来ます。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 「火焰土器」を正面から。普段は長岡市立科学博物館で見ることが出来ます。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 馬高遺跡の反対側にあるのが、十日町市の笹山遺跡から出土した土器。大型のものが目立ちます。
 笹山遺跡といえば「縄文雪炎」を思いつくのですが、残念ながら展示されていませんでした。その「縄文雪炎」は、5/31まで十日町市博物館に展示されています。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 発掘体験(?)コーナー。刷毛で砂を払っていくと…

県立歴史博物館-火焰土器の国
県立歴史博物館-火焰土器の国

 土器が出現!
 遊んだ後はちゃんと砂をかけて元に戻しておきましょう。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 この土器は、煮炊き実験をしたもの。煮炊きする食材によってどのような焦げ後が付くかを実験したらしいです。鮭や木の実など、食材によって結構変わるものなんですね。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 縄文土器がこんな風に一同に並んでいるところはなかなか見られません。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 火焰土器の模様がどのように形成されているのか再現したもの。ものすごく複雑に見える火焰土器の模様ですが、結構単純な形の組合せで出来ているんですね。色つき粘土はすごく分かりやすいです。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 それまでの縄文土器とは打って変わって、ものすごくシンプルな弥生土器。大阪府で出土したものなので、こんなふうに新潟で見られる機会はなかなかないかもしれません。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 全体に縄文土器よりも薄手な感じがします。また、取っ手が付いていたりして実用性が高いです。模様は絵や簡単なパターンが彫られているくらいで、非常にシンプルです。

県立歴史博物館-火焰土器の国

 出口付近にあった展示。なんと!icoroの他にも火焰土器のオブジェを追っていた人がいたのか!!(こんなアホなことをするのはうちだけかと思っていました。。)

県立歴史博物館-火焰土器の国

 展示室の外にあった「長岡土器づくり同好会」の作品。なかなか力作揃いです。

 というわけで、縄文土器好きなら行かないではおけない歴博の「火焰土器の国」。6/14までなので興味のある方はお早めに。
 また、ウェブサイトにある割引券を使えば、100円引きで見ることが出来ます。これを使わない手はありません!

火焰土器の国 – 5000年前のメッセージ

日時平成21(2009)年4月25日(土)-6月14日(日)
場所新潟県立歴史博物館
〒940-2035 新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
観覧料大人600円(480円)
高・大学生400円(320円)
中学生以下無料
カッコ内は団体(20名以上)料金
TEL0258-47-6130
FAX0258-47-6136
ウェブサイトhttp://www.nbz.or.jp/

関連リンク

関連する記事