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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

新潟県内でもフグによる食中毒が発生してました

 山形でフグによる食中毒事件が発生しましたが、新潟県内でもフグによる食中毒が発生していました。どこかのお店で提供されたものかと思ったら、自分で釣り上げたフグを食べて当たったらしいです。

平成20年1月23日、佐渡保健所管内において「フグ」による食中毒が発生しました。
新潟県:フグによる食中毒が発生しました

 フグを食べて食中毒を起こしたのは佐渡の60代の男性。自分で釣ったフグを、身を刺身に、卵巣を湯通しして食べたところ、足のふらつきやおう吐などの症状が出たそうです。幸い、現在は回復に向かっている模様。
 フグを自分で調理して食べようとはなかなか思わないと思うのですが、もしかしたら、今までにもそうやって食べた事があったのかも?

 「指導事項」には以下のように書いてありました。

患者に対し、専門知識なくフグを調理、喫食しないよう指導した。
新潟県報道資料 平成21年1月24日

 まあ、それくらいしか言いようがないですよね…
 あんまりやる人はいないと思いますが、除毒処理していない丸フグを自分で調理して食べるのはやめておきましょう。また、あんまりないと思いますが、フグ毒の中毒に出くわした場合は、気道確保と人工呼吸が有効な応急処置だそうです。

最終的には呼吸筋が麻痺し、呼吸困難から呼吸麻痺が起こり死に至る。意識がなくなることはまずない。毒を含んだフグを食べてから症状が出るのは約3時間ほどである。有効な応急措置はまずは毒を吐かせ、呼吸麻痺に陥った場合は気道確保と人工呼吸を行うことである。
フグ – Wikipedia

 呼吸困難になるんですねぇ。これは苦しい。

 ちなみに、新潟県は現在のところ、フグを取り扱うのに免許は必要ありません。その代わり、店などでフグを取り扱う場合は「フグ取扱施設」と「フグ取扱衛生責任者」の届け出を行い、「フグ取扱責任者講習」という講習を受講する必要があります。また、この講習は4年ごとに受ける必要があります。

業者の方は保健所長に「フグ取扱施設」の届出を行って下さい。このとき、フグの除毒処理従事者として「フグ取扱衛生責任者」の届出を同時に行います。(変更、増員も同時に届出)この方が受講対象者になります。
社団法人 新潟県食品衛生協会

 てっきりフグの調理には免許が必要だと思っていたのですが、そうでもないんですね。でも、ただ受講すればいいと言うわけではなく、課題もあるそうです。

生のフグが番号だけ付いて8匹置いてあって、休憩時間にフグの名前を書いて講習終了までに提出する課題もあります。
十日町市 松乃寿司を楽しもう: 新潟県のフグ取扱の講習会

 フグ毒の強さの割に、意外とあっさりしているなぁ、という印象です。

 まだフグというものを食べたことがなくて、そのうち食べてみたいなぁ、と思っているのですが、食べるときはちゃんとした店で食べたいものです。。

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