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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

『天地人』の新装版が発売されていました

 NHKの大河ドラマになったことで注目を集めている「天地人」。原作を読んでみたいという人も多いと思いますが、原作の本はハードカバーしか見あたらず、お気軽な気持ちで読みたい人にとってはちょっと敷居が高いのではないでしょうか。
 そんなわけで「文庫本がでてないかなぁ」と探したところ、新装版が出ていました。

 2004年から1年間、新潟日報で連載され、2006年9月にはハードカバーで発売された『天地人』。多くの場合、ハードカバー発売から2年くらい経過すると文庫本が出るようですが、『天地人』は文庫ではなく新装版が発売されていました。

天地人 上 新装版 天の巻

  • メーカー:NHK出版
  • カテゴリ:単行本

 新装版は2008年11月発売。「天の巻」「地の巻」「人の巻」の全3冊で構成されています。価格はいずれも893円で、3冊揃えると2,679円。ハードカバー版を2冊揃えると3,780円(上・下それぞれ1,890円)なので、それよりも1,101円安くなります。
 しかも、新装版では加筆がされているそうです。

兼続をめぐる人々、父の樋口惣右衛門、妻のお船たちについて『直江兼続の義と愛』という歴史エッセイを書き、・北の関が原・で書き足りなかったところ、新発見の部分を全て加筆して、『新装版 天地人』を出しました。
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 実は天地人、まだ読んでなかったりします。ハードカバーを買ってまで読む気にもなれず、文庫本が出たら読もうと思っていたのですが。このタイミングで新装版が出てきたとなると、文庫本は、出るとしても来年以降っぽい気がします。(どこが出版してるのかと思ったら、日本放送協会出版。なるほど、だからこのタイミングですか。)

 第13回(2007年)の「中山義秀文学賞」を受賞している一方で、巷の評判を聞く限り、どうもガッカリ小説っぽい『天地人』ですが、まあ、大河ドラマになったことですし、新潟県民としては一応目を通しておかなければいけないかぁ、なんて思っています。

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