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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

佐渡赤泊の旅2008 – 旧田辺邸に行ってみた

佐渡赤泊の旅2008

 「北雪」でおみやげを購入し、赤泊港に戻る道すがら、「旧田辺邸」の前を通りました。

 「旧田辺邸」は田辺九朗平の屋敷です。この田辺九朗平は、自費で赤泊港の改修工事を行ったり、赤泊-寺泊間の、いわゆる両泊航路に定期航路を開いたりと、赤泊の発展にかなり寄与した人物です。

佐渡赤泊の旅2008

 田辺邸の影響か、もともとそういう建物が残っているのか、周辺には似たような雰囲気のモダンな建物が見られます。しかし、八角の望楼を備えた田辺邸の外観は、やはり他とは一線を画した雰囲気があります。
 思わず「xxxHOLiC」に出てくる侑子さんのお屋敷を思い浮かべたのですが。

佐渡赤泊の旅2008
佐渡赤泊の旅2008

 軒先に置かれていた古い型の自転車。建物の雰囲気に良く合っています。タイヤはぺっちゃんこで実用しているとは思われないのですが、オブジェとしておかれているのでしょうか。

佐渡赤泊の旅2008
佐渡赤泊の旅2008
佐渡赤泊の旅2008

 内部の一般公開はされていないため、外から眺めるだけです。
 でもやはり、中が気になる人は多いようで、中には電話で問い合わせしてる人も居ました。

早速、この番号に電話すると、男の方が電話口におでになった。私が「すみません、望楼の中を見学させて頂きたいのですが」と恐る恐る切り出すと、「現在、望楼の内部を整理中ですので、今のところ見学はご遠慮頂いています」とのお返事。そこで、「では内部の整理が終了したら見学させて頂けるのでしょうか?」と再度尋ねたら、「ええ、現在その方向で準備を進めていますのでいずれは公開する予定です」と実に前向きなご返答だった。
赤泊の田辺邸の望楼     投稿者:桂 一角 – 佐渡の翼(リニューアル版)

 たしかに玄関先に「御用の方はこの番号にお電話して下さい」という張り紙はあったのですが(まさかホントに電話する人があるとは)。こういう問い合わせ、多そうです。

佐渡赤泊の旅2008

 ホントかウソか、内部公開のための準備が進んでいるらしいので、公開される時を気長に待ちたいと思います。望楼からの眺めはどんなふうでしょう。

旧田辺邸

所在地新潟県佐渡市赤泊175

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