
なにやら関所のようなものがある?と思ったら、これが「みなと史跡公園」でした。
この「みなと史跡公園」は平成元年に運輸省が指定した「歴史的港湾」のひとつに選ばれた記念に作られたようです。
ちなみに、このとき「歴史的港湾」に選ばれた港は全部で8つあるようですが、ネット上ではどこが指定されたのか分かりませんでした。
さらにちなみに、国土交通省に問い合わせたところ、「歴史的港湾環境創造事業」で指定されている港は、小樽港、赤泊港、横浜港、清水港、伏見港、北九州港、手結港、三角港、日奈久港、細島港、油津港、鹿児島港、宮ヶ浜港、の13港だそうです。

松の木に埋もれていますが、田辺九朗平の碑です。

展望台。旧田辺邸の望楼をイメージ?

弁財天のほこら。鳥居についているポストは、弁財天宛の手紙が届くわけではなく、賽銭箱の代わりです。

そして、たぶんメインの展示物。赤泊番所のジオラマ。なにかしゃべったりするわけではなく、ただこれがあるだけです。

この注意書きが面白かったです。
定
何人もこの柵内に立ち入るべからず. 禁を破り役人象に手出しをした者は重々論議の上しかるべき処置を受ける可きもの也
「像」を「象」と間違っているのはご愛敬。
この注意書き、やけに新しかったのですが、古くなったので取り替えたのか、予想外に像に触る人が多くて急遽つけた者なのか、その辺はちょっとわかりません。
時間が無くて、裏の方まで見ていないのですが、広さの割には特に何かがあるというわけではないようです。船の時間までの時間合わせに散歩するくらいが良さそうです。