新潟駅-会津若松駅間を走る「SLばんえつ物語号」。
平成20年11月の運行日は、通常のデフレクタ(除煙板)ではなく、「門鉄デフ」で運行するそうです。
11月の「SLばんえつ物語」号は門鉄デフで運転します!
まずは「デフレクタ」そして「門鉄デフ」とは。
「門鉄デフ」とは門司鉄道管理局式デフレクタの通称です。
デフレクタは除煙板ともいわれ、前方左右両側に設置され。走行時に車両前方発生する空気抵抗を上向きに導くことで煙突から排出される煤煙を上へ流し、機関士の前方の視界を確保するためのものです。
今までばんえつ物語号をじっくり見たことはなかったのですが、こういった普段と違うところがあるとじっくり見るきっかけになります。
除煙板というものがついているんですねぇ。そしていろんな形があるとは。はじめて知りました。
通常のデフと門鉄デフでは形がかなり違う様子です。機関車の正面についているものなので、このデフレクタが変わると印象が変わりそうです。
門鉄デフでの運行日は平成20年11月の土・日・祝日。
SLばんえつ物語号は片道のみの運転の日もあるようですが、11月の運行日は全て往復運転とのことです。
運行日 | 平成20年11月 1(土)、2(日)、3(月・祝)、8(土)、9(日)、15(土)、16(日)、22(土)、23(日)、24(月・祝)、29(土)、30(日) |
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門鉄デフで運行するのは11月だけの期間限定の様子。
「門鉄デフのあの形がたまらないぃぃ!」と興奮する人もきっといるのだと思います。
※11月7日追記
JR東日本新潟支社のサイトに門鉄デフに描かれるデザインについての情報が出ていました。
今から54年前に登場した伝説の「かもめ」専用機C57 11号機の「かもめと波」の装飾を再現します。素晴らしいデザインをこの機会にぜひともご覧ください!!
「写真はイメージです」と描かれていますが、掲載されている写真を見ると門鉄デフの下の部分に波、左上の部分にカモメをイメージした絵が白っぽい色で描かれているようです。
黒地に白色で描かれているのではっきりとしていて目立つ感じです。なんだかかっこいいです。