新潟市西蒲区巻(旧巻町)に伝わる郷土玩具の「鯛車」。
長岡市にある長岡造形大学の校内に鯛車が展示されています。

鯛車についての説明が書いてあります。
竹で原型を作り、そこに和紙を貼って、赤い色をつけるそうです。鯛のウロコなどは溶かしたロウで描かれているとのことです。

鯛の乗る台の部分には青で海の波が描かれています。波間には船、そしてカモメも飛んでいます。

尾の部分。グラデーションで入った赤い色がきれいです。

目はぱっちり。顔は濃い赤ではっきりと書かれています。

ひれの部分。固定されているのではなく、紐でつながれていて動く様になっています。鯛車を引いて歩くとひれが動くようです。

口から覗いた様子。電球が入っています。昔はロウソクを灯していたそうです。竹で作られた骨組みの様子もわかります。
鯛車は造形大学の大学院棟一階に置いてあります。よく公開講座が開かれる円形講義室のすぐ近くです。
造形大に行った際は見てみてください。
