というわけで、「塩たき節」をアップしました。塩たき節以外にもいくつか曲が入っていたので、これらもおいおいあげていこうと思います。資料をまとめるのに、わりと手間がかかるもので、そんなすぐにはできませんが。
こういう風に、テープやらレコードやらでしか残ってない音源をデジタル化して残すのも面白いなぁ、と思いました。民謡なんかは、詩と曲の著作権はとっくに切れてるでしょうしね。あらたに録音するのもいいですし。
あと、国立劇場で録音された音源だと思ってたら、どうも違うっぽいです。国立劇場に出演する記念として、国立劇場でやる前にこちらで録音したもの、というのが正解っぽい。歌以外にもちょっとだけ音が入っていて、耳をすませていると、テープを録音したときの空気が伝わってくるような気がします。
しかも、演奏してる藤乃井月子と大矢千代栄は、最後の寺泊芸者と言われるコンビらしいです。寺泊観光協会の足立さんがおもむろに自分の机から取りだしたテープですが、これ、なにげに貴重なテイクなのでは…？
案外、こういうとこの机の中に、貴重な資料が埋まってるものなのかも知れないですねぇ。