寺泊に伝わるおけさ。音源アリマス。
最後の寺泊芸者と呼ばれる月子・千代栄両師匠による演奏の音源です。
唄:藤乃井月子 三味線、太鼓:大矢千代栄、小笠厚
音源:昭和44年国立劇場第7回民俗芸能祭り出演 記念録音
(ハ ヨイヨイヨイヨイ)
厚司ヤー(ヨイヨイ)
エヤー縄帯腰には矢立ヨ(ハ ヨイヨイヨイヨイ)
伝馬通いがヤーレ止めらりょか(ハ ヨイヨイヨイヨイ)佐渡へヤー(ヨイヨイ)
エヤー八里のさざ波越えてヨ(ハ ヨイヨイヨイヨイ)
鐘が聞こゆるヤーレ寺泊(ハ ヨイヨイヨイヨイ)十七島田 しらはの娘 晒手拭ふわりとかぶり
寺の大門すたばた行けば 寺の和尚はそれ見ておりて
こたえられぬ られないけれども 和尚の身なら
呼ぶに呼ばれず 手にゃ招かれず
崖の桜でヤーレ見るばかり(ハ ヨイヨイヨイヨイ)朝なヤー(ヨイヨイ)
エヤー夕なの神信心をヨ(ハ ヨイヨイヨイヨイ)
一つぁ身のためヤーレ主のため(ハ ヨイヨイヨイヨイ)かけたヤー(ヨイヨイ)
エヤーかけたよ佐渡まで橋をヨ(ハ ヨイヨイヨイヨイ)
天の川原のヤーレ橋かけた(ハ ヨイヨイヨイヨイ)