
新潟県立歴史博物館で開催されている2024年度 夏期企画展「大・佐渡島」に行ってきました。開催は7月13日(土)から8月25日(日)まで。観覧料は一般840円、高・大学生600円、中学生以下無料です。
なお、今回から企画展の観覧料で常設展も合わせて見られるようになりました。
開場式
それではテープカッターズの皆様の紹介です。

メンバーの名前は左から以下の通り。
- 県立歴史博物館 館長 小原清文
- 新潟日報社 読者局総務 兼 営業統括管理室長 吉岡和彦
- 新潟県観光文化スポーツ部 部長 関根慶一
- 佐渡市教育委員会 教育長 香遠正浩
- NST新潟総合テレビ 取締役経営企画本部長 兼 営業事業部副本部長 高島裕介
- 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱(以上、敬称略)
最近、役職を兼務してて肩書きめっちゃ長くなってる人が多い気がするんだけど、人材不足なんだろうか……。

はいカットー。

開場!
大・佐渡島

展示内容は
- 先史時代の佐渡島
- 佐渡島のあゆみ
- 佐渡島に流された人々と文化
- 佐渡島の金山
- 佐渡島と日本海交流
- 佐渡島の磯漁とイカ漁
- 佐渡島の芸能
- 佐渡島の美術工芸
という感じで、佐渡の文化に焦点をあてた内容になっています。
佐渡島の金山が世界遺産に登録されるとかされないとか言われるようになって久しいですが、佐渡の魅力は金山だけじゃないぞ! 佐渡は文化のるつぼだ!
ちなみに金山に関しては2013年春に開催された企画展「黄金の国々」でフィーチャーされていました。歴博ではその図録も販売しているので関心のある方はどうぞ。

佐渡で出土した石鏃や土器など。
縄文時代の佐渡は国中平野がまだ海の中にあり、大佐渡と小佐渡のふたつの島で構成されていたらしい。

展示の中でもまあまあの面積を占めている磯漁のコーナー。海底を突くための道具が多いので、ひとつひとつがでかい、というか長い。

もちろんたらい舟もあるぞ。でかい。

今で言う思想犯的なあれで佐渡に流された文化人のコーナーもあります。佐渡の文化を語る上でこれら文化人の存在は外せない! 8月10日に関連した講座もあるのであわせてご聴講ください。

そして、流されてやってきた文化人の影響により、今も佐渡に残る能や人形芝居などの芸能。
7月21日(日)には佐渡文弥人形上演会が予定されています。上演は午前・午後の二部制。ここだけの話、両方見るつもりならお弁当持参がオススメです。日曜日なのでレストランも(たぶん)営業していますが、150人が一気に利用したらパンクすると思う。
今回も売店やってます

なぜか今回の企画展でも弊社icoroが売店の運営をしています! 基本、日曜日の午後だけの営業ですが、人が多そうなときは営業していることがあります! 適当ですみません!
なお、支払いは各種クレカ、楽天Pay、交通系IC、iD、QUICPay、楽天Edyに加えて、要望の多かったPayPayも(たぶん)使えるようになりました! もちろん現金もお使いいただけます!
佐渡関連グッズあります
今回は企画展に合わせて佐渡ジオパークグッズと佐渡ヶ島手ぬぐいを入荷してみました。みんな、買いあさってくれよな!


図録が安い

企画展図録は1,100円で販売中。企画展を見てから読むもよし、読んでから企画展を見るもよし。
図録に限り、売店がやってないときは受付で購入いただけます。
関連プログラム
今回も期間中に企画展に関連したイベントの開催が予定されています。
体験プログラム
企画展期間中の日曜日に各種体験プログラムが開催されます。開催日は以下の通り。時間は各日13:30-15:30(受付終了15:00)。体験無料(常設展入館料が必要)、予約不要です。
- 小判を作ろう
7月14日(日)、21日(日)、28日(日) - 紙芝居読み聞かせ
8月4日(日)、11日(日) - さき織りでコースターを作ろう
8月18日(日)、25日(日)
【講演会】『佐渡島の金山』の世界遺産登録
- 日時:8月18日(日) 13:30-15:00
- 定員:150名
- 講師:澤田 敦(新潟県観光文化スポーツ部文化課世界遺産登録推進室長)
- 要申込、聴講無料
【講座】佐渡に流された人々
- 日時:8月10日(日) 13:30-15:00
- 定員:50名
- 講師:浅井 勝利(新潟県立歴史博物館 学芸課長)
- 要申込、聴講無料
【関連イベント】文弥人形上演会
- 期日:7月21日(日)
- 時間・演目
- 第一部 10:30-12:00 「盛久 一段目」
- 第二部 13:30-15:00 「曾我会稽山 四段目 仇討ち/三人戦の場」
- 定員:150名
- 要申込、聴講無料