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新潟県立歴史博物館 2023年度 冬季テーマ展示「越後の木綿 いま むかし」に行ってきた

越後の木綿 いま むかし

 新潟県立歴史博物館で開催されている2023年度 冬季テーマ展示「越後の木綿 いま むかし」に行ってきました。開催は1月13日(土)から2月25日(日)まで。観覧料は一般520円、高・大学生200円、中学生以下無料です。

開場式

 それではテープカッターズの皆様です。

越後の木綿 いま むかし
 目線ありがとうございます!

 テープカッターズは左から以下の通り。

  • 県立歴史博物館 館長 小原清文
  • 亀田繊維工業協同組合 立川博史
  • NST新潟総合テレビ 取締役 経営企画本部長 兼 営業事業本部副本部長 高島裕介
  • 阿賀町教育委員会 教育長 遠藤佑
  • 新潟県立歴史博物館友の会 会長 鈴木重壱(以上、敬称略)
越後の木綿 いま むかし

 はいカットー。

越後の木綿 いま むかし

 開場!

越後の木綿

 今回のテーマ展示は越後(新潟)で利用されていた綿織物やそれを使用した仕事着などを見ることができます。

 まず最初に「亀田縞」という綿織物の紹介。亀田縞は一度製法が失われたのですが、2000年代に復活を遂げました。とりあえず、内覧会の解説の人が亀田縞を説明するときのテンションがやばかったです。テンションやばくなるくらいすごいことなんだなってことは伝わった。

越後の木綿 いま むかし

 続いて新潟(越後)における木綿の生産や木綿織物の紹介。小須戸縞や加茂縞などの綿織物も展示されています。ポスターやフライヤーでも使われている(かすり)のセンスがすごいと思う。

越後の木綿 いま むかし
越後の木綿 いま むかし
 新潟市指定無形文化財になっている「白根絞り」。

 後半は綿織物で作られた仕事着の展示。使用される地域や場面に合わせて少しずつ変化している様子がわかります。

越後の木綿 いま むかし
越後の木綿 いま むかし
腰回りに採取したゼンマイを入れられるゼンマイトリモッコ。iPad入りそう。

冬は綿織物

越後の木綿 いま むかし
 亀田縞を使用した無印良品の半纏は(なぜか)東南アジアで人気らしい。

 歴博とは違うのですが、新潟市の北区郷土資料館でも「葛塚縞展」が開催されています。
 こちらの会期は1月4日(木)から5月6日(月)までとロングランです。葛塚縞の手織り体験などのイベントもあるので、歴博の展示で綿織物に関心が出たらこちらもどうぞ!

関連プログラム

 今回も期間中にテーマ展示に関連したイベントの開催が予定されています。

体験プログラム

越後の木綿 いま むかし

 「さき織でコースター作りに挑戦」と「亀田縞くるみボタンを作ろう!」のふたつの体験プログラムが期間中の日曜日に開催されます。開催日は以下の通り。体験無料(入館料は必要)、予約不要です。

  • さき織でコースター作りに挑戦
    1月21日(日)、1月28日(日)、2月4日(日)
  • 亀田縞くるみボタンを作ろう!
    2月11日(日)、2月18日(日)、2月25日(日)

【講座】木綿のカタチ・ワザ・地コトバ -越後・佐渡の仕事着を読み解く-

  • 日時:2月3日(土) 13:30-15:00
  • 定員:50名(要申込・先着順)
  • 聴講無料

【トークセッション】再考・越後の綿織物

  • 日時:2月24日(土) 13:30-15:00
  • 定員:150名(要申込・先着順)
  • 聴講無料

参考

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