※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

関越道・越後川口SAの手書きポスターの良さをみんなに広めたい

飯山かんじき作りの旅

 関越道・越後川口サービスエリアをよく利用するのですが、ここに貼ってある新潟県内のイベントをまとめた手書きポスターがすごいのです。限られたスペースにきっちり情報を入れ込む独自の書体、そして装飾もかなり凝っています。是非みんなに注目して欲しい!

飯山かんじき作りの旅

 はいこちらが越後川口SA(上り)です。

飯山かんじき作りの旅

 ポスターは自動販売機、そしてニシキゴイ水槽の近くにある「地域ふれあい情報」の掲示板に貼ってあります。

飯山かんじき作りの旅

 はいどーん!

飯山かんじき作りの旅

 使われている画材はポスカなどの模様。(ポスカ、ちょっと懐かしい。)「2」の文字に重なる「2020」の文字がステキ。

飯山かんじき作りの旅

 「雪」の文字の中にあしらわれた雪だるま。色を使い分けることで立体感も付けられています。

飯山かんじき作りの旅

 そしてなによりもすごいのがこの文字! 圧縮陳列ならぬ圧縮書体とでもいいましょうか、ぎゅっと潰したような細長い独特の文字で書かれているのです。ひらがなは小さめ、漢字や固有名詞は大きめにすることで省スペースと読みやすさを両立。限られたスペースにこれだけの文字を詰め込むこの技術、すごい! ファンです! 大好きです!!

飯山かんじき作りの旅

 今回は文字の中にミッキーのような模様が。文字の色を途中から変えることで模様を浮き上がらせています。これはもう職人技。

飯山かんじき作りの旅

 おまけ。小雪で中止・変更となったイベントに付箋が貼ってありました。これも同じ人が書いたと思われます。

飯山かんじき作りの旅

 もうお気付きのことかと思いますが、月ごとのイベントカレンダーなのでこれが毎月書き換えられるのです。そう、毎月新作が登場! 1枚書き上げるのにかなりの時間と手間がかかると思われます。これだけのものを毎月書くの、すごくないですか……

越後川口SA
2009年の越後川口SA(たぶん下り)の写真を発掘

 自分の記憶では少なくとも10年以上はこの手書き書体のポスターが貼ってあるように思います。前はテーブルの上にもミニポスターがあったような気も? 書いている人は1人なのか、それとも複数人にこの書き方が継承されているのか、どんな人が書いているのか気になるー! と思っていたら。

インタビューした記事があった!

インフォメーションコーナーの人が30年以上書き続けているらしい

ポスターを制作しているのは、越後川口SAインフォメーションに勤務する水落裕子さん。特にアーティストというわけでもなく、通常業務を行う職員さんだ。

ご好意でポスターの制作現場を見せていただけることになった。まずは、もっとも聞きたかった「圧倒的な文字量」のことからお聞きした。

圧倒的情報量、そして超絶技巧の手描き文字ッ!サービスエリアの神ポスターに迫る|な!ナガオカ

「変に真面目なものですから……(笑)気がつけば30年以上も続けてきました」

圧倒的情報量、そして超絶技巧の手描き文字ッ!サービスエリアの神ポスターに迫る|な!ナガオカ

 というわけで書いている人、書き方は上記の記事に詳しく載ってました! 30年以上ひとりで書いていたのかー! そして越後川口SA(下り)でも見られるそうですよ! そちらはガラスケース内に展示されているため、ケース内での見え方も考慮して書いているとか! 行き帰りで見比べる楽しみができてしまったぁー!!

そんな感じ

越後川口SA(上り)
越後川口SAは上下線ともにニシコゴイに会えるよ!

 これはもうひとつの名物。これを鑑賞するために旅行する価値がある卓越したポスター。越後川口SAにお立ち寄りの際は是非このポスターを探してみてください!

posca三菱鉛筆 水性ペン ポスカ 細字 丸芯 8色 PC3M8C

  • メーカー:三菱鉛筆
  • カテゴリ:オフィス用品
  • 発売日:2016/11/28

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