都合が付いたので初めて角田岬灯台一般公開に向かったのですが、行ってみたら「大雨のため中止」になっていました。仕方がないのでラーメンでも食べて帰ることにしたのでした。
入ったのは角田岬灯台に続く階段のすぐ下にある「福助茶屋」という浜茶屋。
え、「海の家」じゃないのかって? いや、浜にある茶屋だから「浜茶屋」でしょ。っていうか「海の家」ってなんなの海の中に家あるのマヂウケル。
浜茶屋に入るのなんて昭和ぶりじゃなかろうか……すごくなつかしい……
昭和から空気が止まっている……
土曜のお昼時を過ぎた頃でしたが、お客は我々以外誰もいませんでした。貸切状態です。店番はおばあちゃんひとりだけ。(あとでおじいちゃんが畑から帰ってきてました。)
浜茶屋では席料(チャージ)がかかります。料金はだいたい観光協会が規定しており、同じ海水浴場内であればどこも同じ料金です。また、食事するだけなら席料はかからないというところが多いです。実際、今回席料はかかりませんでした。
わりとメニュー豊富。カツ丼と迷ったりもしましたが、やっぱりここはド定番のラーメン。ラーメンが600円なのに対しておにぎりが400円もするのがすっごい気になる。でも、こういうのは期待して頼むとすっごい普通のやつが出てくるってオレ知ってる。
窓からは海が見えます。この浜茶屋は浜と直接つながってるタイプではありませんでした。外との行き来は正面入口を介す必要があるようです。
浜辺は人気もまばら。一般公開中止になるほどの大雨の中、砂浜の向こうでBBQらしきことをしているグループがいたくらいでした。
灯台に向かって階段を上がっていく人々。中止の看板に気が付かずに登ってた人が、防災無線による一般公開中止の放送を耳にしてその場で座り込む場面に遭遇しました。
ラーメン。なぜ浜茶屋で食べる大してうまくもないラーメンはうまいのか。てか、ラーメンの具に赤タマネギのスライスとオクラがのるのって珍しくない? そしてどんぶりが(プラスチック製であることを差し引いても)驚くべき軽さでした。中空とかなんだろうか……
昭和な風景の中でテレビだけが薄っぺらくて、まるで間違い探しみたい。
小さな食堂でよく見られる感謝あふれるサインだか絵だかポスターだか。「一斗二升五合」と書いて「ご商売ますます繁盛」と読みます。「1斗」は升に換算すると10升であることから5升 x2、つまり5升倍、転じて「ご商売」。二升は升が2つなので「ますます」。「5合」は1升の半分であることから半升、転じて「繁盛」。
藤まくらも完備。最近見ないなー。これがまくらだとわかる人も少なくなっているのではないだろうか。
帰りしな、採れすぎたということで何本かキュウリをもらっちゃいました。小さめのズッキーニくらいの大きさある。
今となっては得がたい雰囲気
昭和ぶりの浜茶屋はごはん食べられるし海が見えるし、思いのほかよかったです。今度はふっちーとお昼食べに来よう。
【メーカー特典あり】Re:ERA (3形態セット:初回限定盤A+B+通常盤)(DVD付)(特典:フォトカード(A6)+クリアポスター(A4)+トレカ3種セット+オリジナルトレカケース)
- メーカー:Universal Music
- カテゴリ:CD
- 発売日:2024/12/11