降雪何センチから？各地の大雪警報発表基準をまとめてみた

　東京都に大雪警報発令のニュースを見て疑問に思ったことが。10cm程度の降雪は雪国では日常、でも都心に10cmも降ったら大雪……ということは大雪警報の出る降雪予測量は地域によって違うはず！　じゃあ何センチで発令！？　調べてまとめてみました！

　気象庁のサイトに「警報・注意報発表基準一覧表」が掲載されていたのでそれを参考にしました。大雨や大雪に関しては各市町村ごと、地域によっては山間部・平野部に分かれて細かく警報・注意報発表基準値が設定されています。予想以上に細かく決まっていた！

　というわけで全部書き出すと膨大な量になるので、今回は各都道府県の県庁所在地の大雪警報・大雪注意報発表基準のみを書きだしてみました。その他の地域の基準を知りたい場合はお手数ですが気象庁のサイトでご確認ください。自分が住む新潟だけは各市町村の基準をまとめたので興味ある方は以下からどうぞー。

　こうやって見ると「あ、その地域って意外と雪降るのか」という発見もあったり。なお、数値はまとめ作成時のもので今後変更となる可能性があるのでご注意下さい。

大雪警報発表基準一覧

　()内は大雪注意報発表基準

北海道札幌市
- 平地：6時間降雪の深さ30cm以上あるいは12時間降雪の深さ40cm以上(12時間降雪の深さ20cm以上)
- 山間部：12時間降雪の深さ50cm以上(30cm以上)

青森県青森市
- 平地：12時間降雪の深さ35cm以上(15cm以上)
- 山沿い：12時間降雪の深さ50cm以上(25cm以上)
秋田県秋田市
- 平野部：12時間降雪の深さ35cm以上(15cm以上)
- 山沿い：12時間降雪の深さ50cm以上(25cm以上)
- 秋田市市街地：6時間降雪の深さ25cm以上あるいは12時間降雪の深さ35cm以上(12時間降雪の深さ15cm以上)
岩手県盛岡市
- 平野部：12時間降雪の深さ40cm以上(15cm以上)
- 山沿い：12時間降雪の深さ50cm以上(20cm以上)
宮城県仙台市
- 西部平地：12時間降雪の深さ25cm以上(15cm以上)
- 西部山沿い：12時間降雪の深さ30cm以上(20cm以上)
- 北部：12時間降雪の深さ20cm以上(10cm以上)
山形県山形市
- 平地：12時間降雪の深さ30cm以上(15cm以上)
- 山沿い：12時間降雪の深さ40cm以上(25cm以上)
福島県福島市
- 平地：12時間降雪の深さ25cm以上(10cm以上)
- 山沿い：12時間降雪の深さ35cm以上(20cm以上)

静岡県静岡市
- 南部平地：12時間降雪の深さ10cm以上(5cm以上)
- 南部山地：12時間降雪の深さ20cm以上(10cm以上)
- 北部：12時間降雪の深さ20cm以上(10cm以上)
愛知県名古屋市：12時間降雪の深さ10cm以上(5cm以上)
岐阜県岐阜市：24時間降雪の深さ40cm以上(20cm以上)
三重県津市：12時間降雪の深さ10cm以上(5cm以上)

滋賀県大津市
- 南部：24時間降雪の深さ30cm以上(10cm以上)
- 北部平地：24時間降雪の深さ50cm以上(20cm以上)
- 北部山地：24時間降雪の深さ60cm以上(30cm以上)
京都府京都市
- 平地：24時間降雪の深さ15cm以上(5cm以上)
- 山地：24時間降雪の深さ60cm以上(20cm以上)
大阪府大阪市：24時間降雪の深さ20cm以上(5cm以上)
兵庫県神戸市
- 平地：24時間降雪の深さ20cm以上(10cm以上)
- 山地：24時間降雪の深さ40cm以上(20cm以上)
奈良県奈良市
- 平地：24時間降雪の深さ20cm以上(5cm以上)
- 山地：24時間降雪の深さ30cm以上(10cm以上)
和歌山県和歌山市
- 平地：24時間降雪の深さ20cm以上(5cm以上)
- 山地：24時間降雪の深さ40cm以上(20cm以上)

岡山県岡山市：24時間降雪の深さ30cm以上(10cm以上)
広島県広島市
- 平地：12時間降雪の深さ20cm以上(10cm以上)
- 山地：12時間降雪の深さ45cm以上(25cm以上)
島根県松江市
- 平地：12時間降雪の深さ25cm以上(15cm以上)
- 山沿い：12時間降雪の深さ35cm以上(25cm以上)
鳥取県鳥取市
- 南部平地：24時間降雪の深さ40cm以上(20cm以上)
- 南部山地：24時間降雪の深さ80cm以上(40cm以上)
- 北部平地：24時間降雪の深さ40cm以上(20cm以上)
- 北部山地：24時間降雪の深さ80cm以上(40cm以上)