ずいぶん前にクラウドファンディングのMakuakeで申し込んで、すっかり忘れていたINFOBARトランスフォーマーが届きました!
2000年代のauはそれはそれはお洒落じゃった……中でもINFOBARは象徴的な端末で、docomoユーザのわしらはようやく実用レベルになりはじめたFOMA90Xiシリーズを握りしめるしかなかったのじゃ……個人的にはtalbyも好きじゃった……
そんなdocomoユーザあこがれのINFOBARがトランスフォーマーになって帰ってくる! ということで一口乗ったのでありました。5,400円でOPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)が、16,200円でOPTIMUS PRIME(NISHIKIGOI)、MEGATRON(BUILDING)、BUMBLEBEE(ICHIMATSU)の3体がゲットできました。なお、申込みは既に終了してます。
開封
箱は当時のINFOBARのパッケージを完全再現(docomoユーザだからほんとかどうかわからない)。
開けるとこんな感じ。
中身はINFOBARとスタンド、そして取説です。取説の袋の中にはボタン電池と替えのディスプレイカードが入っています。箱は大きいですが中はスッキリとしたもの。
トランスフォーム!
さっそくトランスフォームさせていくよ!
左側面をメキョッとします。
背面のカバーをベロリンッとします。最初は固いかも。
軽く折り曲げるようにすると比較的簡単に背面カバーをベロリンッっとすることができます。全体に固いので、勢いでパーツをへし折らないように注意が必要です。
右側の腕もメキョッとします。腕はダボで本体と固定されています。
画面部分を下に下げます。
万歳した状態になりました。
ひっくり返して、今度は下(足の部分)をうっすら広げます。底から外れた小さなパーツは折りたたむと小さなINFOBARスマホになります。
足もダボで本体と固定されているので、これをハズします。
足はボタンパネル部分がガッチリかみ合っていてハズしにくいです。ねじるようにしてハズすとハズしやすいかも。でも破損に注意。
バンザーイ。
足を回転させ、かかとを引き起こします。
胴体部分から頭を引き出したら……
トランスフォーム完了!
意外に可動範囲が広い!
思いのほか可動範囲が広く、いろんなポーズを取らせることができます。爪先がほぼ固定なため、気を抜くとX脚気味になるのはご愛敬。あと、スマホを持たせるには「え……こんなに開いて大丈夫……?」ってくらい思いっきり手を開かせる必要があります。
肩はボールジョイントでぐるぐる回せます。ただ、素材がプラスチックなので無理をするとポキッと折れそう。
股関節部分は3軸構成になっており、かなり自由にポーズが取れます。
スタンドを使えばこんなポーズも可能!
仕上がりが雑
変形するのは大変ステキなのですが、最初に手に取って思ったのは「汚い」でした。表面を覆う透明パーツが「中古のINFOBARからパーツ取ったのか?」というレベルで傷だらけ。筐体裏面の赤い塗装も下地の研磨が不十分なのか、あるいは埃が舞う中で塗装したのか、ところどころぷつぷつしています。デザインを売りにした端末だっただけに、仕上がりにはもうちょっと気を使ってほしかったです。
コンセプトはいいのに仕上がりがアレ
コンセプトも変形機構もすごくいいです! でも仕上の雑さで残念な気持ちにさせられました……
調色とかクリアパーツの処理とか結構こだわってるって話だっただけに「うーん」って感じ。「もしかしてダメなやつ掴まされたんか?」と思ったのですが、Twitterとかに上がってるほかの人の写真見ると同じようなキズが入ってたりするので、別にそういうわけでもないようです。仕上がりにケチを付けてる人もいないみたいなんで、自分の要求レベルが高すぎるだけなのかも……自分がINFOBARを神格化しすぎているのだろうか……